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03月02日-議案説明・質疑-01号

  • "総合振興計画書"(/)
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  1. 美里町議会 2005-03-02
    03月02日-議案説明・質疑-01号


    取得元: 美里町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-04
    平成17年  3月 定例会(第1回)             平成17年第1回美里町議会定例会議事日程第1号                              3月2日午前10時開会第 1 開  会                                        第 2 町長あいさつ                                      第 3 施政方針                                        第 4 開  議                                        第 5 議事日程の報告                                     第 6 会議録署名議員の指名                                  第 7 会期の決定                                       第 8 諸般の報告                                       第 9 第31号議案 美里町教育委員会委員の任命について                    第10 発議第 1号 美里町議会委員会条例の一部を改正する条例                 第11 第 9号議案 平成16年度美里町一般会計補正予算                    第12 第10号議案 平成16年度美里町国民健康保険特別会計補正予算              第13 第11号議案 平成16年度美里町老人保健特別会計補正予算                第14 第12号議案 平成16年度美里町住宅資金貸付事業特別会計補正予算            第15 第13号議案 平成16年度美里町介護保険特別会計補正予算                第16 第14号議案 美里町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例              第17 第15号議案 町長等の給与の特例に関する条例                      第18 第16号議案 美里町職員等の旅費の特例に関する条例                   第19 第17号議案 美里町下水道事業特別会計設置条例                     第20 第18号議案 美里町下水道事業基金条例                         第21 第19号議案 美里町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正           する条例                                  第22 第20号議案 美里町税条例の一部を改正する条例                     第23 第21号議案 美里町国民健康保険条例等の一部を改正する条例               第24 第22号議案 美里町手数料条例の一部を改正する条例                   第25 第23号議案 美里町地域開発審議会設置条例の一部を改正する条例             第26 第24号議案 埼玉県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約           変更及び財産処分について                         第27 第25号議案 埼玉県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規           約変更について                              第28 第26号議案 埼玉県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約           の変更及び財産処分について                        第29 第27号議案 埼玉県市町村消防災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約           変更及び財産処分について                         第30 第28号議案 埼玉県市町村消防災害補償組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規           約変更について                              第31 第29号議案 彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について  第32 第30号議案 彩の国さいたま人づくり広域連合の規約変更について             第33 第32号議案 町道路線の廃止について                          第34 第33号議案 町道路線の認定について                          第35 第 1号議案 平成17年度美里町一般会計予算                      第36 第 2号議案 平成17年度美里町国民健康保険特別会計予算                第37 第 3号議案 平成17年度美里町老人保健特別会計予算                  第38 第 4号議案 平成17年度美里町住宅資金貸付事業特別会計予算              第39 第 5号議案 平成17年度美里町下水道事業特別会計予算                 第40 第 6号議案 平成17年度美里町農業集落排水処理事業特別会計予算            第41 第 7号議案 平成17年度美里町介護保険特別会計予算                  第42 第 8号議案 平成17年度美里町水道事業会計予算                    出席議員 17名    1番   岡  田  和  己  議員     2番   根  岸  洋  司  議員    3番   原  田  敏  夫  議員     6番   清  水  貞  夫  議員    7番   内  田  三  郎  議員     8番   平  野  悟 一 郎  議員    9番   角  田  朝  枝  議員    10番   中  沢  貞  夫  議員   11番   原  田  信  次  議員    12番   根  本  孝  代  議員   13番   深  沢  真 一 郎  議員    14番   井 古 田  喜  義  議員   15番   茂  木  勝  男  議員    16番   岡  本     仁  議員   17番   笹  井     均  議員    18番   篠  原     進  議員   19番   中  島  邦  宜  議員欠席議員 1名    5番   岡     里 五 郎  議員説明のため出席した者   町    長   野  口  重  信     助    役   桜  沢     昇   収  入  役   小  林  延  孝     参  事  兼   春  山  英  治                           企画財政課長   町 民 課 長   田  島  省  二     税 務 課 長   中  沢  秀  樹   福 祉 課 長   加  藤  久  雄     環境整備課長   大  塚  一  男   技  監  兼   井  上     栄     人権政策課長   田  島  尚  男   建 設 課 長   農林商工課長   塚  本     稔     会 計 課 長   磯  野     隆   水 道 課 長   柳  沢     章     教  育  長   鈴  木  峯  一   教 育 委員会   鈴  木  昭  一     教 育 委員会   清  水  美  廣   学校教育課長                  社会教育課長   農 業 委員会   塚  本     稔   事 務 局 長事務局職員出席者   事 務 局 長   加  藤  克  幸     事 務 局主査   清  水  康  江 △開会の宣告                                       (午前10時00分) ○中島邦宜議長 皆さん、おはようございます。  5番、岡里五郎議員から欠席の通告がありました。  ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達したので、議会が成立いたしました。  これより平成17年第1回美里町議会定例会を開会いたします。 △町長あいさつ ○中島邦宜議長 町長より、定例会招集のあいさつと平成17年度の施政方針が述べられます。お聞き取りください。  町長。          〔野口重信町長登壇〕 ◎野口重信町長 おはようございます。  本日ここに、平成17年第1回美里町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましてはご健勝にてご参会を賜り、まことにありがとうございます。  本定例会にご提案申し上げます議案は、平成17年度一般会計予算のほか特別会計予算を初め、条例の制定等の重要案件についてご審議をお願いするわけでございますが、慎重にご審議の上、ご議決を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますけれども、あいさつにかえさせていただきます。  続きまして、平成17年度の施政方針につきまして述べさせていただきます。平成17年度町政推進に向けて、私の所信の一端と予算案の概要を説明申し上げ、議員の皆様並びに町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。私は、就任以来、開かれた町政の推進、町民参加の行政を基本として行政運営に取り組んでまいりました。昨年5月には4期目となる町政運営の機会をいただくことになりました。今後におきましても初心を忘れず、美しい自然に調和した活力あるまちづくりの理念のもとに鋭意努力してまいりますので、皆様のより一層のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げる次第です。  さて、昨年は、自然災害による甚大な被害が国内外ともに発生しました。国外では、年末にインドネシア、スマトラ島沖の地震による津波が発生し、多くの国々が未曾有の災害に襲われました。国内では、集中豪雨や台風による災害が多発し、さらに新潟県中越地震では、山村豪雪地域に甚大な被害を与えました。また、冬季に入り積雪により家屋の倒壊など雪害災害も発生しております。このような状況の中で今なお困難な生活を余儀なくされている方々に対し、心からお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興がなされるよう切に願うものであります。  次に、国における行財政改革について。昨年政府与党においては、国庫補助負担金の見直し、また国から地方への税源移譲、さらに地方交付税の見直し、いわゆる三位一体の改革について、平成18年度までの改革の全体像を決定しました。この概要では、平成17年度及び18年度で約2兆8,000億円の国庫補助負担金の廃止、縮減等を行うこととし、また税源移譲分として約2兆4,000億円を移譲する見通しであります。地方交付税につきましては、平成17年度ではおおむね16兆9,000億円程度とし、前年度比0.1%増の水準とされています。三位一体改革は、地方自治の確立に向け地方公共団体の自己決定、自己責任の幅を拡大し、自由度を高めて創意工夫による施策を展開し、住民ニーズに対応した個性的な地域づくりが行えるようになることが改革の意義だと考える次第です。今後三位一体改革の推移を注視し、国庫補助負担金の改革のみを優先させることなく、確実に税源移譲が担保されるよう、また移譲額が国庫補助負担金廃止に伴い、財源措置すべき額に満たない市町村については、地方交付税等の算定を通じて確実に財源措置されるよう強く求めるものであります。  児玉郡市内の状況ですが、まず、本庄地方拠点都市地域関連事業では、昨年3月に上越新幹線、本庄早稲田駅が開業いたしました。1日の乗降客は平日平均3,000人を超えている状況であります。また、本庄国際リサーチパーク関係では、昨年2月、早稲田リサーチパークコミュニケーションセンターが産、学、工地域間の連携、交流の拠点として開設しました。さらに、本年には環境系の独立大学院が開設いたしますと、二つの独立大学院が開設することになります。新幹線新駅を初めとするこれらの施設が人と人との交流促進の機会拡大と地域発展の礎となることが大いに期待されます。  次に、市町村合併についてでございますけれども、昨年6月に児玉地域合併協議会が解散しました。その後の児玉郡市内の動向では、昨年12月に神川町、神泉村の2町村による合併協議会が設置されました。また、本庄市、児玉町の2市町の合併協議会が本年1月に設置されています。本町では、昨年実施した住民投票の結果を踏まえ、当面単独での町政運営を行うことになりました。平成17年度予算は、住民投票の結果を踏まえた最初の予算編成でありますが、国、県の動向を十分勘案し、編成いたしました。その結果、大変厳しいものとなりました。  それでは、平成17年度の予算規模について申し上げます。  まず、一般会計予算37億4,814万2,000円、対前年度比が87.7%でございます。国民健康保険特別会計予算の事業勘定予算9億2,484万4,000円、対前年度比107.4%でございます。施設勘定予算につきましては1,581万5,000円、対前年度比91.5%でございます。老人保健特別会計予算10億5,204万円、対前年度比99.4%でございます。次に、住宅資金貸付事業特別会計予算643万4,000円、対前年度比95.9%、下水道事業特別会計予算2億6,782万7,000円。これは新規に設置いたすものでございます。農業集落排水処理事業特別会計予算3億9,753万6,000円、対前年度比100.5%、介護保険特別会計予算6億2,263万6,000円、対前年度比108%でございます。次に、水道事業会計予算、まず収益的収入3億602万6,000円、対前年度比95.3%、収益的支出3億7,137万2,000円、対前年度比104.9%、資本的収入1億972万円、対前年度比139%。資本的支出3億5,522万7,000円、対前年度比124.1%。合計で、一般会計、特別企業会計、合わせまして77億6,187万3,000円、対前年度比99.1%でございます。  一般会計予算では、前年度より5億2,632万2,000円の減額となっております。町税では、前年度比109.1%を計上しているところですが、反面地方交付税は前年度比64.7%となっております。先行き不透明な景気の動向や、国の行財政改革による地方交付税制度の改変等、町を取り巻く状況は厳しい状況でありますが、町民の負託にこたえるべく財政運営を行ってまいります。  本年度においては、住民の皆さんが最も利用しております印鑑証明書及び住民基本台帳の写しの交付手数料につきましては、150円から50円に引き下げいたしますが、厳しい財政状況の折であり、私を初め助役、収入役、教育長の4役の給料を一律20%減額いたします。また、課長補佐以上の管理職職員においては、職員からの提案を受けまして、管理職手当を20%減額することといたします。さらに、4役と職員の日当につきましても、支給なしとしたところでございます。これにつきましては本議会に関係条例をご提案申し上げますとともに、関係規則改正もあわせて行ってまいります。今後におきましても切り詰めるものは切り詰め、行財政改革に着手してまいる所存でありますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、平成17年度の新規事業について申し上げます。  まず、本年度中に第4次総合振興計画を策定いたします。現行の基本構想の計画期間は平成3年度から平成17年度までの15年間としています。17年度で計画期間を終えることから、新たに第4次の計画を策定するものであります。新総合振興計画では、平成18年度から平成27年度までの10年間を計画期間とし、これからの美里町のまちづくりの基本方針を定める重要な計画であります。計画の策定に当たっては、平成16年度で実施した住民アンケート調査の結果並びにまちづくりワークショップでご提案いただいたご意見を計画づくりに反映させてまいりたいと考えております。また、議員の皆様へは計画策定の過程において逐次報告をいたしたいと考えております。  なお、基本構想の議会の議決をいただく時期といたしましては、振興計画審議会で審議をいただいた後、平成18年3月の議会にご提案申し上げる予定でありますので、よろしくお願いを申し上げます。  防災関係では、新潟県中越地震の教訓を生かし、大災害への備えとして、災害時の非常用食料及び飲料水用ビニール袋を設置いたします。また、新たに防災マップを作成するとともに、遺跡の森総合公園及び4小中学校を初め民間施設等にもお願いし、非常時の避難場所を表示する避難所の標識を設置をいたします。町が発注する小規模工事等の発注については、受注機会の拡大を図ることを目的に小規模工事等契約希望者登録制度を導入します。この制度では小規模修繕工事等の発注について、指名競争入札参加資格者名簿に登載された事業者以外の町内事業者を対象に、なるべく早い時期に登録の希望を募ってまいりたいと考えております。  町の税、料金の収納につきましては、負担公平の観点から、また自主財源の確保に努めるべく、新たに徴収嘱託員を採用し、徴収体制の強化を図ってまいります。本議会において関係条例の一部改正をお願い申し上げます。  地震などの自然災害から児童の安全確保が図られるよう、東児玉小学校体育館の耐震補強工事の設計委託を行い、次年度以降で補強工事を行う予定であります。また、地域子ども教育として「チャレンジキッズ美里」を実施いたします。  下水道事業では、本年度より小茂田地区に着手し、順次管路工事を実施してまいります。このため下水道事業特別会計設置条例、下水道事業基金条例を本議会にお願いを申し上げた次第です。  主要施策といたしましては、農業集落排水処理事業、南部中央処理区の管路工事、集落内道路の改良工事5路線及び自転車、歩行者道の整備工事1カ所、農道整備2路線、安定した水の供給を図るため、管網の整備などを実施いたします。  次に、主な継続事業の概要について申し上げます。  町内パトロールは、防犯及び粗大ごみの不法投棄等の監視を目的に、区長各位との連絡調整を図りながら、今年度も引き続き実施をいたします。  コミュニティーパートナー制度は、行政区の円滑な運営と発展に資するとともに、行政と地域住民のふれあいを深めるためのものであり、継続して実施してまいります。  町内循環バスについては、平成12年6月から運行を開始いたしました。現在では1日当たり平均43人の利用を見ているところでございますが、循環バスの利便性の向上については、町民の方々からもご意見をいただいておるところです。今年度は現行の運行体系の見直しを行い、利用しやすい運行計画を検討してまいります。  中学生海外体験学習は、昨年度に初めて韓国を訪問し、地元中学生との交流を深めたところです。本年も引き続き実施してまいります。  さらに、町民議会・子ども議会の開催、住民検診などの無料化、遺跡の森館のイベント、公民館事業での催し物や講座を引き続き行ってまいります。  それでは、行政施策別に順次ご説明いたします。  初めに、建設行政からご説明いたします。道路は、町民の日常生活や社会経済活動を支える重要な社会基盤であり、また円滑な交通の確保と地域づくりの根幹となる道路の整備には、強い期待が寄せられているところです。本年度の道路整備事業につきましては、国庫補助事業により平成13年度から5カ年計画で実施している町道2級10号線の自転車歩行者道の整備工事が最終年度となり、完成いたします。また、県費補助で実施している白石地内の町道2級17号線の道路改築工事につきましては、天神川にかかる橋梁の新設工事が完了し、これに接続する道路の新設と改築工事を継続して実施してまいります。さらに、行政区より陳情されている生活道路につきましても、順次整備してまいりたいと考えております。維持管理につきましては、道路の点検等を常に実施し、必要に応じた処置を行い、適切に管理してまいります。国、県道については、野中交差点渋滞解消のための国道254号のバイパスの整備と、県道広木―折原線の円良田、折原間の早期事業の着手について、関係機関に積極的に働きかけてまいります。開発行為については、昨今多数の企業進出が計画されておりますので、適切かつ迅速な事務処理がされるよう努めていく所存であります。公園の管理につきましては、訪れる人が「潤いと安らぎ」を感じられるよう除草など適切な管理をしてまいります。  次に、福祉行政について申し上げます。  皆様ご案内のように近年の少子高齢化が進行するとともに、介護や子育てなどに関して、家庭や地域のつながりが希薄化する一方で、高齢者や障害のある人を初め、すべての人々が住みなれた地域で安心した生活を送るための福祉の需要はますます増大かつ多様化しています。また、児童虐待やドメスティック・バイオレンスなど、これまでの制度では対応が困難な新たな課題も発生しています。このような中、これからの福祉には家庭や地域において年齢や性別、障害の有無等にかかわらず、人としての尊厳を持って安心して生活を送ることができる地域社会の形成が求められています。福祉制度の枠組みはこれまでの「行政による措置制度」から「利用者みずからが選択し、事業者との契約によって利用する制度」へと大きく転換され、平成12年4月から介護保険制度が、平成15年4月からは障害者のための支援費制度が、また現在(仮称)「障害者自立支援給付法」案が国で検討中であるわけでございます。国、県の補助事業の廃止を含めた大幅な見直しがされているところでありますが、極力福祉サービスが低下することのないよう努力してまいりたいと考えております。  地域福祉関係では、社会福祉協議会を拠点として高齢者・障害者の社会参加の促進、民間福祉活動の充実、在宅福祉サービスの推進、指定保養施設利用補助等を行います。障害者福祉関係では、重度心身障害者医療費補助在宅重度心身障害者手当支給心身障害者地域デイケア事業補助、生活ホーム事業補助、障害者児補装具給付補助、手話通訳者派遣事業及び障害者支援費制度の各種サービスの給付等引き続き実施してまいります。老人福祉関係では、敬老会の開催、老人保護処置委託、在宅介護支援センター運営委託、老人クラブの補助、寝たきり老人手当支給、敬老祝金支給、高齢者事業団補助等を実施し、安心して老後が送れるような施策を推進いたします。児童福祉関係では、乳幼児医療費補助、ひとり親家庭等医療費補助、放課後児童対策事業、児童手当支給、保育所運営費の委託及び青少年の健全育成を図るため「社会を明るくする運動」の一環として、保護司、更生保護婦人会、青少年育成推進員等による町内パトロールや学校訪問等につきましても、継続して実施してまいります。今後におきましても、町民の皆様とともに力を合わせて、だれもが安心して地域で生活できるような施策を推進してまいりたいと考えております。  次に、介護保険について申し上げます。  美里町の高齢化率は、平成17年2月1日現在21.87%であり、前年比0.40ポイントの増となっており、年々上昇しております。平成17年2月1日現在の介護保険申請件数は420件であり、要支援から要介護5までの認定者数は366人となっております。保険給付費も年々増加し、平成15年度までは5%程度であった伸び率が、平成16年度は決算見込み額も約6億円となっており、対前年比20%増となっております。現在国において持続可能な介護保険制度を構築するとした改革案が通常国会で審議中でありますが、予防重視型システムへの転換、施設給付の見直し、新たなサービス体系の確立、サービスの質の向上、負担のあり方、制度運営の見直し等が審議されているところであります。美里町でも本年度において総合的介護予防システムの確立等の取り組みが求められている第3期介護保険事業計画策定業務を実施いたしますので、ご指導、ご協力をお願い申し上げます。  次に、農業行政について申し上げます。  我が国の農業及びそれに対応する農政が大きな転機を迎えていることは、しばらく前から言われていることであります。現在、農業従事者が高齢化する一方、WTOを中心とする農産物輸入の自由化への圧力もますます強くなって、日本農業はいや応なしに構造変化を迫られております。このような状況に適切に対応するには消費者重視の視点をより一層明確にした食料、農業、農村に関する迅速な取り組みを強化し、消費者への食料の安定供給を図りつつ、農産物の供給基地としての確立に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。本町の農業振興の基本方向としては、米麦、施設園芸、露地野菜、畜産を主軸に育成すべき経営体を中心に生産体制を確立し、生産性の高い産地づくりを推進したいと考えております。さらに、優良農地の保全、生産基盤の整備、農地流動化を促進し、農地を有効利用することにより、収益性の高い農業経営の確立も進めてまいりたいと考えております。このような状況のもと、近年叫ばれております安全、安心な食料の供給を拡大するため、家畜ふん堆肥を活用し、農薬や化学肥料の使用を削減をした特別栽培農産物の生産を促進するよう支援してまいります。  水田農業対策につきましては、平成16年度からスタートした米政策改革大綱に基づき、地域の特色を打ち出した水田を活用した作物の産地づくりの推進に取り組み、町内各種生産団体等で構成する水田農業推進協議会において、「地域水田農業ビジョン」に盛り込まれた対策の普及、浸透に努め、地域みずからが考えて行動する水田営農の方策を講じてまりたいと考えております。既に耕種(生産)農家と畜産農家との連携により、飼料用稲の栽培が定着してきており、約25ヘクタールの面積に到達しております。また、両者を取り持つ形で有限会社「みのり」が収穫作業に加わり、コントラクター事業としての形成が整ってまいりました。このことから安全、安心な農作物の生産が望まれている現在、地産地消を視野に入れた飼料の安定供給に努めてまいりたいと考えております。  次に、土地基盤整備事業でございますが、大字猪俣地区の農道舗装工事を1路線、遺跡文化財の関係で一部未竣工である下児玉地区の農道改良工事1路線を実施するとともに、継続事業であります県営農村環境整備事業、これは(水環境整備)でございますけれども、小茂田地区につきましても、早期完成を目指し工事を進めてまいりたいと考えております。  次に、平成15年度をもって終了した観光果樹の対策でございますけれども、平成16年度においてブルーベリー農家が17戸、プルーン農家が3戸が観光果樹園としてオープンし、観光客はにぎわいを見せることができました。このほか品目ごとに市場出荷等も行われ、農家も手ごたえを感じてきていると伺っておるわけでございます。今後は各部会による検討会を重ね、関係機関の指導等を仰ぎながら、販売ルート等の確保に向けた努力を傾注してまいりたいと考えております。  次に、林業関係について申し上げます。  町の木として認定されております「赤松」も被害が続き、駆除が追いつかない状況にあります。しかしなから、風光明媚な当町におきまして、「赤松」はなくてはならない常緑高木ととらえておりますので、引き続き防除・安全に最善の努力を続けるとともに、国・県等にも予算確保を要望し、健全な松林の確保に努めてまいります。  一方、農産物等に被害を及ぼすカラス・イノシシ等々の有害鳥獣の駆除につきましても、美里町猟友会のご協力をいただく中で昨年と同様に対処してまいりたいと考えております。  次に、商工会でございますが、集落が散在する町の小売商店などは最も身近な関係にあり、必要なものであると認識しておりますし、商工会員の育成に向けた指導・活動している商工会への支援も引き続き実施してまいりたいと考えております。  次に、観光でございますが、観光協会と連携し、既に定着している景観形成事業の「ポピーまつり」・「コスモスまつり」や「あんず・カタクリまつり」を通して、町内外からの来訪者との交流やふれあいを深めたいと考えております。昨年、美里町観光協会の主催で実施された「第1回美里夏まつり花火大会」につきましては、町内の各種団体等多くの方々のご協力によりまして、盛会裏のうちに無事に終了できたものと受けとめております。財政事情厳しい折柄ではございますが、関係各位のご理解とご協力をいただく中で、本年度も観光協会主催で町の顔として引き続き実施していただくようお願いしてまいりたいと考えております。  次に、教育行政について申し上げます。  現在、社会は、急激な変化を遂げており、特に国際化や情報化の進展は目覚ましく、産業、経済、科学の発展は、従来の家庭や社会生活を大きく変化させており、生活は便利になった反面、子どもたちの心の荒廃や体力低下の問題が進む等、教育をめぐる課題は山積しており、これらの変化に対応すべく、現在、教育改革が着々と進行しているところであります。平成14年4月からは、完全学校週5日制が実施され、新しい学習指導要領により、各学校では、これからの社会をたくましく生き抜くことのできる「生きる力」をはぐくむために、「特色ある学校づくり」を進めております。一方、社会的要請にこたえるために人権教育はもとより、ノーマライゼーション等特別支援教育の推進にも努めてまいります。町といたしましても、学校教育・社会教育を生涯学習の一環として位置づけ、幅広い視点から見直しを図り、変化に対応していきたいと考えております。そのためには教育環境の整備、充実を図るとともに、各種事業を推進してまいります。  初めに、学校教育関係について申し上げます。現在は、国際化や情報化が一段と進み、急激な社会の変化や価値観の多様化などにより、子どもたちを取り巻く環境が大きく変わってきました。生活は便利になった反面、ゆとりがなく、情緒や社会性、規範意識の不足、自立のおくれ、体力の低下など、心や体の健康問題や青少年の非行問題の深刻化など、憂慮すべき問題が数多く起こっております。このような中で、地域におきましては昨年に続き、小学校及び中学校にALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)を派遣しまして、世界の共通語である生きた英語に触れさせたり、あるいは異文化の紹介などを通して、幅広い視野と国際性豊かな子どもたちをはぐくむ教育の充実を図ってまいります。さらに、進路学習の一環として勤労体験学習を実施し、働くことの意義や地域の職場で働く人々の考えを学び、勤労や職業に対する理解を深めてまいります。  また、「スポーツ振興の町」宣言の趣旨を踏まえて、児童・生徒の体力向上を図るため、本年度新規事業といたしまして、体力向上を推進するための組織を設置し、児童生徒の体力の現状把握、分析をするとともに、今後の具体的な方策について検討してまいります。中学校部活動に対しましては、引き続き部活動補助指導員の設置を行い、部活動の振興と実技の向上を図ることや、バスケットボール及びサッカー並びに野球、ソフトテニスなど、町長杯大会もあわせて開催してまいりたいと考えております。さらに、平成15年度から実施しております「部活動バス代補助」として、これらの部活動の対外試合や練習試合に際しましても、バス代の一部を補助し、生徒の安全と安心して試合に臨めるよう、安全対策を図ってまいります。児童生徒の指導等につきましては、各地で児童生徒の登下校等における誘拐や死に至る悲惨な事件、事故が発生している状況もあることから、臨時職員を雇用し、児童生徒の登下校等にあわせて町内の巡回パトロールを実施するとともに、保護者及び関係者と連携を密にしまして、児童生徒の安全、安心を確保してまいります。また、平成18年度版の教科書改訂が行われることから、教師用の教科書及び指導書の購入を図りたいと考えております。  次に、小中学校の施設整備について主なものを申し上げます。まず、松久小学校につきましては、施設の修繕工事を実施し、東児玉小学校につきましては、体育館の耐震補強工事の設計を行い、工事施工に向けた対応を図るとともに、笠木設置工事等を実施をいたします。大沢小学校につきましては、プールフェンス修繕工事等を実施し、美里中学校につきましては、自転車置き場雨どよ取りかえ工事等の施設整備を図ってまいります。  次に、社会教育について申し上げます。町民のひとりひとりがいつも元気ではつらつ、いきいき、のびのび暮らせる明るく特色のある生涯学習社会を築くため、スポーツ・芸術・文化全般にかかわる活動や趣味・ボランティア活動等、町民のだれもが自由に参加し、学習することができるよう、学習環境や条件整備に努めてまいります。小中学校の完全学校週5日制、総合的な学習等、学社連携から学社融合という状況を踏まえ、家庭と地域や学校との連携を図りながら、子供参加型の地域間交流や世代間交流の活性化に向けた各種事業を引き続き積極的に推進してまいりたいと考えております。その一つとして、本年度から文部科学省の地域子ども教室推進事業を活用して、「チャレンジキッズ美里」を実施してまいります。人権が尊重され、差別のない、明るく住みよい社会を実現するため、今後も同和教育を初めとしたさまざまな人権教育・啓発を積極的に推進してまいりたいと考えております。  公民館関係では、地域の学習活動の拠点として、町民みずから生きがいを求め、心豊かで活力に満ちた学習活動が展開できるよう、中央公民館、地区公民館の事業の充実を図ってまいります。特に完全学校週5日制に伴う子どもたちの居場所としての公民館になり得るよう、平成14年12月から土曜日開館を実施してまいりました。今年度も引き続き、親子で参加できるような事業を積極的に計画し、展開してまいります。また、開館以来、大勢の皆さんに利用していただいております図書館でございますけれども、今後も引き続き図書の充実や図書館としての機能の充実に努め、知的文化の発信拠点として、情報化社会に対応できる図書館づくりに取り組んでまいります。  文化財関係では、調査記録の保存、出土品の整理及び報告書の作成を行うとともに、いにしえのロマンを誘う貴重な遺物をより多くの方々に見ていただく機会の創出を図ることにより、子どもたちからお年寄りまで、幅広い町民の皆さんに文化財の関心を高めていただくよう努めてまいります。無形文化財については、後継者の育成と保存会の活性化に向けて支援してまいりたいと考えております。  遺跡の森館ですが、より多くの方々がすぐれた文化、芸術活動に触れていただく機会の充実に努め、若い人からお年寄りまで幅広い人たちに愛され、感動を与えるような事業の企画に取り組んでまいります。なお、実施に当たりましては、完全学校週5日制の対応として、土曜日の事業実施に努めるほか、親子ペア券や指定席を積極的に設けて、親子のふれあいの機会をふやすとともに、ご来場者の利便を図ってまいります。遺跡の森ピアノコンクールは、町内外からの関心も高く、より多くの方々に参加していただけるよう努めてまいります。貸し館業務につきましても、PR等を行うことにより利用者の拡大に努め、親しみの持てる利用しやすい施設として喜ばれるよう、鋭意努力してまいります。  体育関係では、少子高齢化が進行する中、健康の増進と体力の向上を図るとともに、心身の健全な発達と明るく豊かな日常生活を実現するため、各種行事に意欲的に取り組んでまいります。スポーツ少年団の支援・育成につきましても、「心身ともに健康であること」をモットーに、なお一層の充実強化を図ってまいります。  次に、環境問題でありますが、近年の社会の多様化、産業の複雑化及び日常生活に伴うごみ、排水、大気、悪臭、騒音を初めさまざまな問題があります。住民が安心して生活できるよう、積極的に取り組むとともに、生活排水等による河川の水質検査を引き続き実施いたします。家庭用焼却炉、野外焼却、不法投棄等の各種環境問題につきましては、法及び平成14年4月1日施行の県生活環境保全条例等により規制されているところでございます。監視員を各区長に委嘱しておるわけでございますけれども、県及び警察と連携を密にしまして、その防止に努めてまいります。  なお、大気、排水、騒音、悪臭等の公害発生要因もますます複雑かつ多様化してきているところですが、このことにつきましても関係機関と連携を密にしながら、対応してまいりたいと考えております。また、「美しい里のまちづくり」を推進し、「快適な環境づくり」に努めるため、住民の皆さんにご協力いただいております「春、秋のクリーン美里」、ごみの減量化を図る「生ごみ堆肥化施設設置費補助」、「粗大ごみリクエスト収集」、「リサイクルの団体への補助」、「容器包装リサイクル法による資源回収」について、小山川クリーンセンターとの連携を密にしながら実施してまいります。なお、年2回実施しています有害ごみの収集とあわせて、乾電池、蛍光管、体温計につき常時収集するために、拠点収集を引き続き実施いたします。  次に、交通安全対策について申し上げます。交通安全は住民共通の願いですが、自動車の増加等により、交通事故は後を絶たない状況にあります。本年も関係機関、団体とともに危険箇所の点検と啓発に努めます。予防安全対策として、カーブミラー、区画線、街路灯などの交通安全施設の設置にも努めてまいります。また、本年度も死亡事故ゼロを目指し、警察や交通指導員の方々にご協力いただき、小中学校などで交通安全教室を実施し、交通事故を身近なものとして、より一層の啓発と事故防止に努めます。さらに、交通安全母の会、交通安全協会、交通指導員、児玉警察署のご協力をいただき、広報活動による街頭キャンペーンを初め、広報車による巡回等を実施し、交通安全意識の高揚を図ってまいります。  次に、人権政策について申し上げます。町民がお互いの人権を尊重しながら、ともに生きる差別のない明るく住みよい社会の実現に向けて、同和問題を初め女性、子ども、高齢者、障害者、外国人などに関するさまざまな人権課題を解決するために、人権教育並びに人権啓発を総合的に推進し、人々の人権意識の高揚を図ってまいります。また、近年、児童虐待やドメスティック・バイオレンスなどが大きな社会問題となっておりますので、関係機関と連携し、その防止に努めてまいります。  次に、消防防災事業等について申し上げます。  初めに、消防関係では、18年度に開催されます埼玉県消防操法大会出場に向けた予算を計上いたしました。防災関係では、災害時にいち早く正確な情報を伝達するために防災行政無線個別受信機を毎戸に設置いたしましたが、未整備世帯・転入世帯等に設置されるよう一層努めてまいります。また、災害対策といたしましては、災害時備蓄食料の購入、防災マップの作成、遺跡の森館を初め民間施設等にもお願いし、避難所標識の設置を行ってまいります。  次に、保健事業について申し上げます。  自分の健康は自分で守るという認識を持ち、日ごろから健康管理を行うことは大切なことでありますが、急速な高齢化が進む中で、生活習慣病の増加や子育て支援の必要性が急務となっております。予防医療につきましては、早期発見・早期治療という観点から、一次予防のための健康診査の無料化を本年も引き続き実施し、その後の健康相談、健康教室の事後指導の充実・徹底を図り、特に今年度は生活習慣病対策として、糖尿病予備軍を対象とした個別健康教室に積極的に取り組んでまいります。予防接種につきましては、乳幼児予防接種の個別接種(三種混合、麻疹、風疹、日本脳炎)が定着するとともに、小中学校に予防接種の未接種者も町内医療機関で個別接種が可能になったため、保護者の負担が軽減されており、引き続き町内の医療機関と連携し、接種率の向上に努めてまいります。また、高齢者のインフルエンザ予防接種についても、住民の予防医療の関心も高く、今後転倒予防教室とあわせて高齢者の健康対策を推進してまいります。母子保健事業につきましては、平成17年4月から児童福祉法の一部改正に伴い、児童虐待防止のため、各種健診、育児学級、親子教室等の子育て支援や仲間づくり等を通して、地域で支えていけるよう、安心して子育てのできる環境整備に努めてまいりたいと思います。また、妊産婦、新生児、未熟児を対象に訪問指導を実施し、ハイリスクへの対応を強化し、支援に努めてまいります。保健センター及び国保診療所においては、各種の検診を初め健康相談、健康教育、予防対策等の総合的なサービスの提供をしてまいりたいと考えております。そして、住民の健康増進とより身近で地域に根づいた施設として、積極的な活用を図ってまいります。  続きまして、特別会計の主なものについて申し上げます。  初めに、下水道事業について申し上げます。下水道事業は申し上げるまでもなく、都市の健全な発達及び公衆衛生の向上とあわせて、公共用水域の水質保全を図るため事業を実施するわけでございますけれども、本年度から小茂田地区の管路工事を実施し、平成20年度に一部供用開始するための施設整備費等所要の予算を計上したところであります。  次に、農業集落排水処理事業について申し上げます。農業集落排水処理事業南部中央処理区につきましては、管路工事を引き続き実施するたの施設整備費等所要の予算を計上したところであります。また供用開始している6処理区の処理場及び施設の維持管理を行うために万全を期したいと考えております。  次に、水道事業会計について申し上げます。主な支出といたしまして、第3条予算の収益的支出では、埼玉県営水道用水の供給を受ける費用として6,600万円余り計上し、1日当たり2,800立方メートルの受水量を確保いたします。第4条予算の資本的支出では、前年度に引き続き管網の整備費として1億4,000万円余り計上し、より安定した水の供給を図ってまいります。さらには道路改良工事、農業集落排水処理事業及び下水道工事に伴う配水管の布設がえ工事費としての予算を計上いたしました。清浄にして豊富、低廉な水の供給を図り、その適正かつ能率的な運営に努めるという水道事業の基本姿勢に立って、今後とも良質で安全な水道水の安定供給に全力を傾注してまいります。  最後になりますが、私も町長就任以来、開かれた町政の推進を掲げ、町長交際費の公開、また情報公開条例の制定、オンブズマン条例の制定、さらに美里町ホームページの開設などを進めてまいりました。今回美里町ホームページに美里町議会の掲載を加え、ホームページの充実を図りたいと考えております。つきましては、この「美里町ホームページ」の中での議会の仕組みや議会の傍聴の仕方、請願・陳情の仕方などの紹介をするとともに、「議会の会議録」、さらに「議会だより」の掲載もあわせて行いたいと考えております。  以上、平成17年度の施政方針と予算案の概要について所信の一端を申し上げましたが、新たな気持ちで、「美里町のまちづくり」と「開かれた行政の推進」に向け、今後も全力を傾注してまいりますので、議員各位並びに町民の皆様方の格別なご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、私の施政方針といたします。  ご清聴ありがとうございました。 △開議の宣告 ○中島邦宜議長 直ちに本日の会議を開きます。 △議事日程の報告 ○中島邦宜議長 事務局長をして議事日程の朗読をいたさせます。  事務局長。          〔事務局長朗読〕 △会議録署名議員の指名 ○中島邦宜議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本会期中の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において根本孝代議員、深沢真一郎議員、井古田喜義議員を指名いたします。 △会期の決定 ○中島邦宜議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から18日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中島邦宜議長 ご異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から18日までの17日間と決定いたしました。 △諸般の報告 ○中島邦宜議長 日程第3、諸般の報告を行います。  報告事項は、印刷してお手元に配付しておりますとおりでございます。  次に、本日までに受理した請願、陳情は、会議規則の規定によりお手元に配付の請願、陳情文書表のとおり所管の常任委員会へ付託いたしましたので、報告いたします。  ここで暫時休憩いたします。          休憩 午前10時59分          再開 午前11時10分 ○中島邦宜議長 休憩を閉じ会議を再開いたします。 △第31号議案 美里町教育委員会委員の任命について ○中島邦宜議長 日程第4、第31号議案 美里町教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  町長。
    ◎野口重信町長 第31号議案 美里町教育委員会委員の任命について提案理由を申し上げます。  美里町教育委員会委員に田中憬氏を任命することについて同意を得たく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、本案を提出するものであります。  よろしくお願い申し上げます。 ○中島邦宜議長 これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言を許します。  1番、岡田和己議員。 ◆1番(岡田和己議員) 教育委員会委員選任の件でありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定によりますと、「人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有するもの」とうたわれています。信任の提案されております田中憬氏の選考した理由についてお聞かせをいただきたいと思います。  以上です。 ○中島邦宜議長 町長、答弁をお願いします。 ◎野口重信町長 お手元に配られております履歴書を見ていただきたいと思うのですけれども、その中でも非常に町の幅広い非常勤特別職ということで交通安全委員だとか体育委員、また衛生委員、区長代理と、そのような経験を有しております。また、先ほど指摘ありました第4条の中には、「地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育、学術及文化に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する」ということでうたってあるわけでございまして、まさにこの4条にそのとおりの私は識見を有している者であると認識しておりますので、今回提案を申し上げた次第でございます。  以上でございます。 ○中島邦宜議長 9番、角田朝枝議員。 ◆9番(角田朝枝議員) 同じような質問になると思うのですけれども、今までの教育委員さんというと、教師を退職された方とかそういうことで、教育畑を歩いてこられた方が多いと思うのですけれども、この方の履歴書を見る限りでは、町の役員などはやっていらっしゃるかもしれませんが、そういうのにかかわらないできた方だというふうに思うのですけれども、そこの辺の、そういう企業畑を歩いてこられた方を推薦するというか、任命されたそこの辺のねらいというか理由、その辺をお聞かせください。 ○中島邦宜議長 町長、答弁お願いします。 ◎野口重信町長 先ほど申し上げましたとおり幅広い識見を有している方だという私は認識をしております、グローバルな。そういう中で今回この田中憬氏は最適任者であると、そういう認識のもとにお願い申し上げたわけでございまして、深いご理解をいただければと思うわけでございます。  以上です。 ○中島邦宜議長 9番、角田朝枝議員。 ◆9番(角田朝枝議員) その幅広いというか、そこの辺だけではちょっとわからないのですけれども、お願いするからにはここがというような決め手があったのではないかなというふうに思うのです。今まして教育行政というか、本当に大変な中でやっていると思うのです。そこの中でいい方向にということもあると思うのですけれども、そこの辺をやはりよくしていくためというふうに思うのですけれども、その辺をもう一度お聞かせください。 ○中島邦宜議長 町長、答弁お願いします。 ◎野口重信町長 この4条にうたってあるのは、教育、学術、文化だけではなくて、人格が高潔なということもあるわけです。そういうことについてもご理解していただければと。今教育行政については、非常に幅広い認識を持たれる方が教育行政に意見具申をしていくと、そういうものが非常に私は大事ではないかと。そういう観点から今回ご提案申し上げたわけでございます。  以上です。 ○中島邦宜議長 17番、笹井均議員。 ◆17番(笹井均議員) 教育委員さんの任命の件でありますけれども、教育委員さんにつきましては、この罷免条項、先ほど言われた地方教育行政の組織及び運営に関する法律ということで、その7条2項、3項、4項ということで罷免条項があるわけですが、これは政党所属に関する件でありますが、無所属ということで党派を書かれております。これは教育の公平性というものをかんがみた罷免条項になっているというふうに私は認識しているのですが、政党に属してはいけないということではなくて、同じ政党に属する人が美里町の場合であれば、3人以上ということになるのだろうと思うのですが、それを超えた場合には議会が罷免をするという形になっているのですが、そういう法の趣旨の観点から言って、無所属であればだれでもいいということではなくて、それぞれいろいろな立場の方を、先ほど町長言われたように入っていただいて、いろんなに幅広い角度からの教育行政に対する検討ということが必要なのだろうというふうに思うのですが、そういった観点での検討をされたのかどうか。また、教育委員さんを任命するに当たって、先ほど来言われていますが、教育基本法の問題だとか、憲法の問題とか教育にかかわる問題は非常に緊張したような状況があるわけですけれども、そういった点についてのお考えなり、そういうことについての検討をされたのか。また、教育長がおられますが、そういった方々のご意見等も拝聴されたのではないかというふうに思うのですが、そういったことはなされなかったのかどうか。あったのであれば、お聞かせをいただきたいというふうに思います。  以上です。 ○中島邦宜議長 町長、答弁お願いします。 ◎野口重信町長 まさに第7条の関係でございますけれども、そのとおりでございまして、その中で別に党に所属していても問題ないわけでございます。ただ、調べた結果、党には所属してないと、無党派、無所属だと、そういう結果であったわけでございます。  また、教育問題についてはご案内のとおり非常に今混沌とした状況でございまして、毎日のテレビ、新聞等にも教育問題の今後のあり方についても、今ゆとり教育からまたもとへ戻って実施するなどというような非常に猫の目行政ではないですけれども、非常に混沌とした状況であるわけでございますけれども、今後については幅広い視野の中で大所高所の中で教育行政をいろいろ検討し合う、そういう人が私はこれから最も適切ではないかと、そういう認識でございます。この人選については教育長にもお願いし、大沢地区の議員さんともいろいろ相談させていただいた中で、この人をどうかということで選任しているわけでございますので、深いご理解をいただければと思うわけでございます。  以上です。 ○中島邦宜議長 17番、笹井均議員。 ◆17番(笹井均議員) 教育行政、非常に大変な状況だというお答えでありますが、まさに国の教育行政がくるくる変わると。この前導入されたゆとり教育という形で、これが絶対今必要なのだということで始めて、3年ほどでもう既に見直さざるを得ないということで、この教育委員会の中でも町の教育の基本にかかわるようなこともご議論されてきたわけです。学校の2学期制の問題とか、教育懇話会をつくってきた問題とか、いろいろ教育の独自性、市町村に任せられる部分というのはかなり大きくなってきていると思うのですが、そういった点で建設的、また子どもたちを中心にした教育行政、お上の言うことではなくて、本当に子どもたちが安心して学べる環境をつくるというような教育委員さんを選ぶ必要があるのではないかなというふうに思うのですか、そういった点でのご検討はされたのかどうかお聞かせをいただきたいと思います。 ○中島邦宜議長 町長、答弁お願いします。 ◎野口重信町長 当然でございまして、やっぱり上からものを見るのではなくて、いろんな意見を聞いた中でそういう意見を教育委員会の方でいろいろ提案、または議してもらうと。そういう中でよりよい美里町の教育行政のあり方について、ベター、ベストな方向に持っていってもらうがために今後もお願いし、また期待しているところでございまして、ご理解いただければと思うわけでございます。  以上です。 ○中島邦宜議長 他に質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○中島邦宜議長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○中島邦宜議長 討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○中島邦宜議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 △発議第1号 美里町議会委員会条例の一部を改正する条例 ○中島邦宜議長 次に、日程第5、発議第1号 美里町議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  提出者、根本孝代議員。          〔12番 根本孝代議員登壇〕 ◆12番(根本孝代議員) 発議第1号 美里町議会委員会条例の一部を改正する条例。  美里町議会委員会条例(平成3年条例第13号)の一部を次のように改正する。  第2条第2号中「、建設課」の次に「、下水道課」を加え、同条第3号中「、環境整備課」を削る。  附則。この条例は平成17年4月1日から施行する。平成17年3月2日提出。  提出者、美里町議会議員、根本孝代。賛成者、美里町議会議員、中沢貞夫。賛成者、同じく平野悟一郎。  提案理由。美里町課設置条例の一部改正に伴い、所要の改正をしたいので、この案を提出するものである。 ○中島邦宜議長 これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言を許します。  17番、笹井均議員。 ◆17番(笹井均議員) 下水道課設置に関する条例の改正でありますが、現在環境整備課の所掌については、その扱いについていろいろ議論されてきたところでありますけれども、環境整備課と下水道課の関係については、どのような形になるのかお聞かせをいただきたいと思います。 ○中島邦宜議長 提出者、根本孝代議員。答弁お願いします。 ◆12番(根本孝代議員) 皆さんのところに条例要旨の配付がしてあると思うのですけれども、この条例は平成13年度の第1回の美里町議会定例会に上程した美里町議会委員会条例の一部を改正する条例ということで、そのときの機構改革に伴うもので、課の名称と事務分掌の取り扱いを変更するというものでありましたけれども、これに伴いまして、美里町議会委員会条例の一部を改正する条例を提案し、改正を行ったものでありますけれども、その上程の内容が環境整備課を文教民生常任委員会に組み込んでしまったという誤りであったものを、今回で訂正するものであります。  なお、委員会や分科会への付託や審議については、環境整備課についての内容は、建設経済常任委員会で行っていただくということであります。 ○中島邦宜議長 他に質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○中島邦宜議長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○中島邦宜議長 討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○中島邦宜議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △第9号議案 平成16年度美里町一般会計補正予算~第30号議案 彩の国さいたま人づくり広域連合の規約変更について及び第32号議案 町道路線の廃止について、第33号議案 町道路線の認定について ○中島邦宜議長 日程第6、第9号議案 平成16年度美里町一般会計補正予算から日程第27、第30号議案及び日程第28、第32号議案並びに日程第29、第33号議案 町道路線の認定についてまで、以上の24議案を一括議題といたします。  なお、質疑、討論、採決については後日としたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中島邦宜議長 ご異議なしと認めます。  提案者から提案理由の説明を求めます。  町長。 ◎野口重信町長 第9号議案から第30号議案並びに第32号議案、第33号議案、以上24議案について一括して提案理由を申し上げます。  初めに、第9号議案 平成16年度美里町一般会計補正予算について提案理由を申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ4,226万9,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ44億720万1,000円とする必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項により、本案を提出するものであります。  第10号議案 平成16年度美里町国民健康保険特別会計補正予算について提案理由を申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、事業勘定において既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1,336万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ9億7,844万2,000円とし、施設勘定において、歳入予算の款項の区分及び該当区分ごとの金額を変更する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものであります。  第11号議案 平成16年度美里町老人保健特別会計補正予算について提案理由を申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ1,900万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ10億9,265万3,000円とする必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものであります。  次に、第12号議案 平成16年度美里町住宅資金貸付事業特別会計補正予算について提案理由を申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、歳入歳出の区分及び当該区分ごとの金額を変更する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定によりまして、本案を提出するものであります。  第13号議案 平成16年度美里町介護保険特別会計補正予算について提案理由を申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、歳入歳出予算の款項の区分及び該当区分ごとの金額を変更する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定によりまして、本案を提出するものであります。  第14号議案 美里町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例について提案理由を申し上げます。地方公共団体の人事行政運営における公正性、透明性を確保するため、地方公務員法が改正され、人事行政の運営等の状況の公表に関する規定が平成17年4月1日付で施行されます。これに伴い、地方公共団体においても人事行政の運営等の状況の公表に関する条例を制定する必要が生じましたので、本案を提出するものであります。  第15号議案 町長等の給与の特例に関する条例について提案理由を申し上げます。町の厳しい財政状況の中、経費節減を図るため、平成17年度中の町長、助役、収入役及び教育長の給料の月額及び期末手当の額を減額したいので、本案を提出するものでございます。  第16号議案 美里町職員等の旅費の特例に関する条例について提案理由を申し上げます。町の厳しい財政状況の中、経費節減を図るため、平成17年度中の町長、助役、収入役、教育長及び職員の日当の支給をなくしたいので、本案を提出するものであります。  第17号議案 美里町下水道事業特別会計設置条例について提案理由を申し上げます。美里町下水道事業の円滑な運営とその経理の適正を図るため、地方自治法第209条第2項の規定により、本案を提出するものであります。  第18号議案 美里町下水道事業基金条例について提案理由を申し上げます。美里町下水道事業の整備に要する経費の財源に充てるため、地方自治法第241条第8項の規定により、本案を提出するものであります。  第19号議案 美里町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。美里町町税等徴収嘱託員の採用により、美里町の町税等の徴収率の向上を図るため、本案を提出するものであります。  第20号議案 美里町税条例の一部を改正する例について提案理由を申し上げます。不動産登記法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が施行されることに伴い、美里町税条例の一部を改正したいので、本案を提出するものであります。  第21号議案 美里町国民健康保険条例等の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。用語の改正に伴い、美里町国民健康保険条例等の一部を改正する必要が生じましたので、本案を提出するものであります。  第22号議案 美里町手数料条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。鳥獣保護及び狩猟に関する法律の全部改正及び町民の負担の軽減を図りたいので、本案を提出するものであります。  第23号議案 美里町地域開発審議会設置条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。組織改正により合理化を図り、効率的な運営を行いたいため、本案を提出するものであります。  第24号議案 埼玉県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約変更及び財産処分について提案理由を申し上げます。名栗村を廃し、その区域を飯能市に編入したこと、岩槻市を廃し、その区域をさいたま市に編入すること、並びに秩父市、吉田町、大滝村及び荒川村を廃し、その区域をもって秩父市を設置することに伴う埼玉県市町村職員退職手当組合規約の変更並びに岩槻市の脱退に伴う同組合の財産処分について協議したいので、地方自治法第290条の規定により、本案を提出するものであります。  第25号議案 埼玉県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更について提案理由を申し上げます。埼玉県市町村職員退職手当組合に秩父市を加え、同組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、本案を提出するものであります。  第26号議案 埼玉県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約の変更及び財産処分について提案理由を申し上げます。埼玉県市町村交通災害共済組合から吉田町、大滝村及び荒川村を脱退させ、同組合の規約を変更し、並びに同組合の財産処分について協議したいので、地方自治法第290条の規定により、本案を提出するものであります。  第27号議案 埼玉県市町村消防災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約変更及び財産処分について提案理由を申し上げます。名栗村を廃し、その区域を飯能市に編入したこと、岩槻市を廃し、その区域をさいたま市に編入すること、並びに秩父市、吉田町、大滝村及び荒川村を廃し、その区域をもって秩父市を設置することに伴う埼玉県市町村消防災害補償組合規約の変更並びに岩槻市の脱退に伴う同組合の財産処分について協議したいので、地方自治法第290条の規定により、本案を提出するものであります。  第28号議案 埼玉県市町村消防災害補償組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更について提案理由を申し上げます。埼玉県市町村消防災害補償組合に秩父市を加入させ、同組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、本案を提出するものであります。  第29号議案 彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について提案理由を申し上げます。彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少していることについて、同広域連合を組織する関係地方公共団体と協議するため、地方自治法第291条の11の規定により、本案を提出するものであります。  第30号議案 彩の国さいたま人づくり広域連合の規約変更について提案理由を申し上げます。彩の国さいたま人づくり広域連合の事務所の位置を変更するため、同広域連合の規約変更について協議をしたいので、地方自治法第291条の11の規定により、本案を提出するものであります。  第32号議案 町道路線の廃止について提案理由を申し上げます。道路改良工事等に伴い、町道路線の起終点の変更等が生じましたので、町道路線の廃止をいたしたく、本案を提出するものであります。  第33号議案 町道路線の認定について提案理由を申し上げます。第32号議案の関連により、町道路線を認定いたしたいので、本案を提出するものであります。  以上の議案のうち補正予算につきましては助役から、その他の議案につきましてはそれぞれの担当の課長から説明をいたさせますので、よろしくお願いを申し上げます。  以上です。 ○中島邦宜議長 それでは、議案内容について順次説明をお願いいたします。  最初に、第9号議案から第13号議案まで、助役、説明願います。 ◎桜沢昇助役 それでは、順次ご説明を申し上げますけれども、補正予算に関する説明書②をご参照願いたいと思います。まず、一般会計から申し上げますけれども、2ページをお願いいたします。  歳入でございますけれども、款12分担金及び負担金、項2負担金、目、補正額、節、区分、金額、説明の順序でご説明を申し上げます。1目の民生費負担金マイナスの141万4,000円、節2児童福祉費負担金マイナスの141万4,000円。説明でございますけれども、保育所児童運営費保護者負担金、マイナスの141万4,000円。これは確定見込みによるものでございます。3目の土木費負担金、補正額653万5,000円、1節の土木費負担金653万5,000円。説明の水路整備工事負担金653万5,000円でございますけれども、これにつきましては大仏地内の水路改修をするための負担金をいただくということでございます。  款14国庫支出金、項1国庫負担金、1目の民生費国庫負担金、補正額がマイナスの1,067万6,000円、1節の社会福祉費負担金マイナスの484万5,000円。知的障害者福祉費国庫負担金でございますけれども、確定見込みによる減でございます。続きまして、2節の児童福祉費負担金マイナスの30万6,000円。保育所児童運営費国庫負担金、これにつきましても確定見込みによる減でございます。3節の被用者児童手当負担金マイナスの9万9,000円、被用者児童手当国庫負担金、これにつきましては確定に伴う減でございます。4節の被用者児童手当負担金31万3,000円、非被用者児童手当国庫負担金、これは確定に伴う増でございます。5節の特例給付費負担金マイナスの1万5,000円。特例給付費国庫負担金、確定に伴う減でございます。6節の非被用者小学校第3学年修了前特例給付負担金マイナスの382万4,000円でございますけれども、被用者小学校第3学年修了前特例給付国庫負担金、確定に伴う減でございます。7節の非被用者小学校第3学年修了前特例給付負担金マイナスの190万円。非被用者小学校第3学年修了前特例給付国庫負担金、確定に伴う減でございます。  続きまして、款14国庫支出金、項2国庫補助金、2目の土木費国庫補助金、補正額が200万円。1節の道路橋梁費補助金200万円でございますけれども、交通安全施設等整備費補助金でございまして、これにつきましては町道の2―10号線の歩道設置工事の補助金でございます。  3ページをお願いいたします。3目の教育費国庫補助金、補正額が50万3,000円の減でございますけれども、1節の教育費補助金マイナスの50万3,000円、要保護及び準要保護児童生徒扶助費でございまして、確定見込みによるものでございます。  続きまして、款15県支出金、項1県負担金、3目の民生費県負担金マイナスの393万5,000円。1節の社会福祉費負担金マイナスの242万3,000円、知的障害者福祉費県費負担金、これも確定見込みによる減でございます。2節の児童福祉費負担金マイナスの15万3,000円。保育所児童運営費県負担金、これにつきましても確定見込みによる減でございます。3節の被用者児童手当負担金マイナスの6,000円、被用者児童手当県負担金、これも確定に伴う減でございます。4節の非被用者児童手当負担金7万8,000円、非被用者児童手当県負担金、確定に伴う増でございます。5節の被用者小学校第3学年修了前特例給付負担金マイナスの95万6,000円、被用者小学校第3学年修了前特例給付県負担金、これにつきましても確定に伴う減でございます。6節の非被用者小学校第3学年修了前特例給付負担金マイナスの47万5,000円、非被用者小学校第3学年修了前特例給付県負担金でございますけれども、確定に伴う減でございます。  続きまして、款15県支出金、項2県補助金、2目の民生費県補助金マイナスの380万円。1節の社会福祉費補助金マイナスの380万円でございますけれども、重度心身障害者医療費支給事業補助金マイナスの222万9,000円、これにつきましては確定見込みでございます。次の乳幼児医療費補助金マイナスの187万8,000円でございますけれども、これにつきましては実績見込みによるものでございます。これにつきましてはゼロ歳児から6歳児までの方が対象となっております。ひとり親家庭等医療費補助金30万7,000円、これにつきましては実績見込みによる増でございます。  続きまして、4ページをお願いいたします。4目の農林水産業費県補助金マイナスの302万1,000円、1節の農業費補助金マイナスの302万1,000円、これにつきましては県費単独土地改良事業費補助金、確定に伴う減でございます。これにつきましては当初45%の補助率で見込んでいたところでございますけれども、補助率が33%に減ったということから、245万1,000円の減をお願いするところでございます。続きまして、水田効率利用条件整備事業補助金、6万円の増でございますけれども、これは確定に伴います増でございます。12月に補正でお願いをしたものでございまして、さらに6万円の増をお願いしたいというものでございます。続きまして、農村振興基本計画実施設計補助金マイナスの200万円、これにつきましては確定による減でございます。これにつきましては当初補助対象で見込んでおったところでございますけれども、事業が対象とならなかったというようなことから減額をお願いするものでございます。続きまして、輸入急増農産物対応特別対策事業費補助金137万円でございますけれども、これにつきましては今回新規でお願いするものでございまして、有限会社みのりが事業主体となりまして、ネギ掘り機を購入したいというものでございます。また歳出でご説明申し上げます。  款15県支出金、項3委託金、1目の総務費委託金マイナスの69万8,000円。3節の統計調査委託金マイナスの10万6,000円、これにつきましては工業統計調査委託金、確定によるものでございます。1万3,000円の減でございます。埼玉県庁字別人口調査委託金、これにつきましては確定による増でございます。統計調査員確保対策事業事務委託金1,000円でございますけれども、これにつきましては確定によるものでございます。商業統計調査委託金マイナスの2万円でございますけれども、確定による減でございます。事業所企業統計調査委託金マイナスの1万2,000円でございますが、これにつきましても確定に伴う減でございます。国税調査委託金マイナスの2万2,000円でございますけれども、確定による減でございます。サービス業基本調査委託金マイナスの4万3,000円でございますが、これにつきましても確定による減でございます。4節の選挙費委託金マイナスの59万2,000円でございますけれども、参議院議員通常選挙委託金マイナスの59万2,000円、これも確定によるものでございます。  2目の農林水産業費委託金3万6,000円、1節の農林水産業費委託金3万6,000円、農林業センサス事務交付金でございまして、確定による増でございます。これにつきましては17年の2月1日が基準日となっております。  続きまして、款18繰入金、項2基金繰入金、1目の財政調整基金繰入金マイナスの2,679万3,000円、1節の財政調整基金繰入金マイナスの2,679万3,000円、財政調整基金の繰入金でございます。  続きまして、5ページをお願いいたします。3歳出、款2総務費、項1総務管理費、1目の一般管理費マイナスの608万4,000円。2節の給料、それから3節の職員手当、4節の共済費につきましては、細かい説明は省略させていただきますけれども、これにつきましては総務課長が10月から不在となったということと、職員が1名育児休暇をとっていたことによりまして、4月から8月までの支給をしなかったと、9月からの支給となったということから、このような減額をお願いをしたところでございます。  5目の財産管理費、補正額19万4,000円、14節の使用料及び賃借料19万4,000円でございますけれども、これにつきましてはカラーコピー機のリース料をお願いしたところでございます。これにつきましては不足が見込まれるということから19万4,000円の増をお願いしたところでございます。  6目の企画費マイナスの491万4,000円、19節の負担金補助及び交付金マイナスの491万4,000円でございますけれども、児玉地域合併協議会負担金マイナスの378万5,000円、それから上里町の県派遣職員人件費負担金マイナスの112万9,000円でございますが、これにつきましても確定による減でございます。この合併協議会の負担金につきましては、16年度負担金につきましては、支出をしていないということでございます。さらに職員につきましては、4月から6月の3カ月分のみの支給で済んだということでございます。  目10諸費マイナスの2,273万6,000円、8節の報償費マイナスの502万7,000円、これにつきましては合併50周年記念式典の費用でございまして、記念品の消火器等ですが、当初1本3,150円という消火器を見込んでいたのですが、実際には1,980円で購入できたということ。それらとともに、賞状や袋、賞状額等で502万7,000円の減額をお願いしたところでございます。続きまして、19節の負担金補助及び交付金マイナスの1,770万9,000円、これにつきましては町民号の実行委員会の補助金でございまして、1,770万9,000円の減をお願いしたところでございますけれども、実際には387人の参加がございました。ということで1,770万9,000円の減額をお願いしたところでございます。  続きまして、款2総務費、項3戸籍住民基本台帳費、1目の戸籍住民基本台帳費マイナスの290万6,000円。2節の給料、3節の職員手当、それから次の6ページの共済費でございますけれども、これにつきましても1名の職員が産休と育休というようなことから、4月から7月までの4カ月分を支給いたしまして、その後の8月から3月までの8カ月分につきまして減額をお願いしたところでございます。  続きまして、6ページをお願いいたします。款2総務費、項4選挙費、3目の参議院議員選挙費マイナスの48万3,000円。3節の職員手当等19万6,000円、時間外勤務手当マイナスの15万3,000円、確定によるものでございます。続きまして、選挙事務従事者手当マイナスの4万3,000円、これにつきましても確定によるものでございます。9節の旅費マイナスの2万5,000円、費用弁償マイナスの2万4,000円、普通旅費マイナスの1,000円、確定によるものでございます。11節の需用費マイナスの21万2,000円、消耗品費マイナスの19万6,000円、印刷製本費マイナスの1万6,000円、確定によるものでございます。12節の役務費、マイナスの2万3,000円、通信運搬費マイナスの1万1,000円、それから手数料といたしまして、投票用紙計数機点検手数料マイナスの1万2,000円、これにつきましても確定によるものでございます。13節の委託料マイナスの2万4,000円、電算業務委託料マイナスの2万4,000円、確定によるものでございます。18節の備品購入費マイナスの3,000円、投票用紙計数機マイナスの3,000円でございます。確定によるものでございます。  続きまして、款2総務費、項5統計調査費、2目の指定統計費マイナスの10万6,000円、1節の報酬1万8,000円、これにつきましては確定によるものでございますが、事業所、企業統計調査調査員報酬4,000円、サービス業基本調査調査員報酬5,000円、商業統計調査調査員報酬7,000円、工業統計調査調査員報酬2,000円、これにつきましては確定で補正をお願いしたいというものでございます。続きまして、7ページをお願いいたします。9節の旅費マイナスの1万2,000円、費用弁償マイナスの4,000円、それから普通旅費マイナスの8,000円、確定によるものでございます。続きまして、11節の需用費マイナスの10万8,000円、消耗品費でございますけれども、マイナスの10万8,000円、これにつきましても確定によるものでございます。12節の役務費マイナスの4,000円、これにつきましては通信運搬費、電話料のマイナスの4,000円でございます。  続きまして、款3民生費、項1社会福祉費、1目の社会福祉総務費1,193万8,000円。28節の繰出金1,193万8,000円、これにつきましては国保特別会計繰出金1,193万8,000円でございまして、事業費の増に伴う町の持ち出し分でございます。  それから、2目の身体障害者福祉費マイナスの1,475万7,000円、19節の負担金補助及び交付金11万7,000円、これにつきましては児玉郡市手話通訳者派遣事業費負担金11万7,000円でございますけれども、実績見込みによる増をお願いしたところでございます。20節の扶助費マイナスの1,487万4,000円、これにつきましては重度心身障害者医療費補助金マイナスの518万4,000円、知的障害者施設訓練等支援費969万円でございますけれども、確定見込みによるものでございます。  3目の老人福祉費マイナスの1,272万4,000円、28節の繰出金マイナスの1,272万4,000円、介護給付費等繰出金マイナスの1,272万4,000円でございますけれども、介護保険からの戻しでありまして、これにつきましては国、県からの補助金が出るために減額をお願いしたところでございます。  4目の老人医療費3,362万9,000円、28節の繰出金3,362万9,000円、老人保健特別会計繰出金3,362万9,000円でございますけれども、これにつきましても事業費の増に伴いまして、町からの繰出金でございます。  続きまして、款3民生費、項2児童福祉費、1目の児童福祉総務費マイナスの626万5,000円。20節の扶助費マイナスの626万5,000円でございますが、乳幼児医療費補助金120万円、ひとり親家庭等医療費補助金61万5,000円、児童手当マイナスの808万円、これにつきましては実績見込みまたは確定によるものでございます。  続きまして、8ページをお願いいたします。2目の児童運営費、補正額はゼロでございますけれども、財源更正でございまして、すべて一般財源とさせていただきました。  続きまして、款4衛生費、項1保健衛生費、2目の予防費マイナスの190万6,000円、13節の委託料マイナスの190万6,000円、結核検診委託料マイナスの22万9,000円、基本健康診査委託料167万7,000円の減でございますけれども、これにつきましては当初見込みより人数が減ったということでございます。これにつきましては結核検診につきましては、当初2,500人見込んでおりましたけれども、実績では2,074人であったということでございます。それから基本健康診査につきましては、1,500人を見込んでおりましたけれども、1,416人だったということで減額をお願いしたところでございます。  続きまして、款5農林水産業費、項1農業費、3目の農業振興費マイナスの257万円。13節の委託料マイナスの400万円でございますけれども、農村振興計画基本計画実施設計計画書作成委託料マイナスの400万円でございますけれども、歳入でも申しましたけれども、事業対象外となったために減額をお願いしたところでございます。19節の負担金補助及び交付金143万円、これにつきましては水田効率利用条件整備事業補助金6万円、それから輸入急増農産物対応特別対策事業費補助金137万円でございますけれども、水田効率利用の関係につきましては、飼料用稲利用化への補助金でございまして、これにつきましてははまさりを積み込むアダッチメントを購入したいということでございます。輸入急増農産物につきましては、先ほども歳入で申しましたけれども、みのりへの補助でございまして、2分の1の持ち出しにつきましては、みのりが持つということでございます。  5目の土地改良費、これにつきましては財源更正をお願いしたところでございます。  6目の農林統計調査費1万1,000円、1節の報酬、指導員報酬2万円の減、調査員報酬8万円の増でございますけれども、確定によるものでございまして、17年の2月1日が基準日となっているところでございます。9節の旅費マイナスの1万7,000円、費用弁償マイナスの2万2,000円、普通旅費5,000円の増でございますけれども、確定によるものでございます。続きまして、9ページをお願いいたします。11節の需用費8,000円でございますけれども、消耗品費マイナスの2,000円、食料費1万円の増でございますけれども、確定によるものでございます。12節の役務費マイナスの4万円、通信運搬費マイナスの4万円でございまして、これにつきましても確定によるものでございます。  7目の農村地域工業導入促進費315万円、13節の委託料315万円でございますが、農村地域工業導入実施計画変更業務委託料315万円でございますけれども、これにつきましては甘粕地内のキャノンの南側を変更計画、変更したいということでお願いをしたところでございます。  続きまして、款7土木費、項1道路橋梁費、2目の道路維持費7万3,000円、22節の補償補填及び賠償金7万3,000円。これにつきましては維持補修物件補償料でございまして、不足が生じたために7万3,000円お願いするわけでございますけれども、これにつきましては町道1―2号線の南十条地内の看板の移設補償料が不足が生じましたので、お願いをしたところでございます。  3目の道路新設改良費マイナスの3,750万円、13節の委託料マイナスの2,500万円、これにつきましては路線測量等の委託料250万円でございます。これにつきましては当初計画が11路線、実施が8路線でございまして、3路線の未実施路線ができたということから減額をお願いしたところでございます。続きまして、15節の工事請負費マイナスの800万円、これにつきましては改良工事及び舗装工事マイナスの800万円でございますけれども、これにつきましては当初計画どおりすべて実施をしたところでございますけれども、請負残が出たことから減額ということでございます。続きまして、17節の公有財産購入費マイナスの800万円、これにつきましては道路用地の購入費マイナスの800万円でございます。これにつきましては2―10号線、それから1164号線の2路線の一部が不調ということから、減額をお願いしたところでございます。22節の補償補填及び賠償金マイナスの1,900万円、これにつきましては物件補償料1,900万円の減でございますけれども、これも公有財産購入費と同様、2―10と1164号線の一部が不調だったということから、お願いをしたところでございます。  款7土木費、項2河川費、1目の河川総務費2,653万5,000円。これにつきましては15節の工事請負費2,653万5,000円、水路整備工事2,653万5,000円でございますけれども、これにつきましては大仏の宇佐久保地内の排水路整備をお願いしたところでございます。  続きまして、10ページをお願いいたします。款9教育費、項2小学校費、1目の学校管理費マイナスの281万9,000円。14節の使用料及び賃借料マイナスの281万9,000円、これにつきましてはコンピューター機器等のリース料でございまして、マイナスの281万9,000円でございますが、これにつきましては3小学校のコンピューターがリースが10月で満了になりまして、11月以降の分、5カ月分のリース料を減額したいというものでございまして、しかし、満了したからといって、次を入れかえてないというわけではなくて、契約の中では買い取りというような形の契約になっていましたので、今でも前のものを使用しているということでございます。  続きまして、2目の教育振興費でございますけれども、財源更正をお願いしたいというものでございます。  款9教育費、項3中学校費、2目の教育振興費マイナスの24万2,000円。20節の扶助費マイナスの24万2,000円でございますけれども、要保護、準要保護援助費のマイナス24万2,000円でございまして、実績見込みによるものでございます。  款9教育費、項4社会教育費、1目の社会教育総務費4万5,000円、3節の職員手当等4万5,000円、これにつきましては時間外勤務手当4万5,000円の増でございますが、土曜、日曜日等の事業が多くなったということから不足が生じるためにお願いをしたところでございます。  2目の公民館費154万4,000円、15節の工事請負費154万4,000円でございますが、これにつきましては中央公民館の事務室空調機交換工事でございまして、154万4,000円をお願いしたところでございますけれども、コミセンの事務室の冷暖房施設がもう既に1台は動いていないということ、それからやっと1台で何とか運転をしているというような状況でございまして、入れかえをしたいというようなことからお願いをしたところでございます。  5目の総合公園管理費マイナス250万円、11節の需用費マイナスの250万円。光熱水費でございますけれども、マイナスの250万円、確定見込みによるものでございます。  款9教育費、項5保健体育費、3目の学校給食費マイナスの87万6,000円、18節の備品購入費87万6,000円でございますけれども、学校給食用の備品でございます。87万6,000円でございますけれども、消毒保管機を購入したところでございますけれども、安く購入できたということから減額をお願いしたところでございます。 ○中島邦宜議長 説明の途中ですけれども、ここで暫時休憩いたしたいと思います。1時30分から再開したいと思います。          休憩 午後零時11分          再開 午後1時30分 ○中島邦宜議長 休憩を閉じ会議を再開いたします。  助役、引き続き説明願います。 ◎桜沢昇助役 それでは、国民健康保険特別会計補正予算についてご説明を申し上げます。12ページをお願いいたします。2歳入、款3国庫支出金、項1国庫負担金、2目の療養給付費等負担金マイナスの826万3,000円。1節の現年度分マイナスの826万3,000円でございますけれども、療養給付費等負担金、実績見込みによるものでございます。次の老人保健医療費拠出金分、マイナスの942万9,000円でございますけれども、これにつきましても実績見込みでございます。  3目の高額医療費共同事業負担金6万7,000円、1節の高額医療費共同事業負担金6万7,000円、これにつきましても実績見込みでございます。  款4療養給付費交付金、項1療養給付費交付金、1目の療養給付費交付金955万9,000円、1節の現年度分955万9,000円でございますけれども、これにつきましても実績見込みによるものでございます。  款5県支出金、項1県負担金、1目の高額医療費共同事業負担金6万7,000円、1節の高額医療費共同事業負担金6万7,000円、これにつきましても実績見込みによるものでございます。  款9繰入金、項1他会計繰入金、1目の一般会計繰入金1,193万8,000円、5節の出産育児一時金繰入金40万円。これにつきましては2人が母子手帳交付を受けているということから、40万円をお願いしたところでございます。6節の財政安定支援事業繰入金マイナスの112万6,000円、確定に伴う減でございます。7節のその他一般会計繰入金1,266万4,000円、これにつきましては歳入歳出の調整によります一般会計からの繰り入れでございます。  続きまして、13ページをお願いいたします。3歳出、款1総務費、項2徴税費、1目の賦課徴収費13万円。13節の委託料13万円、これにつきましては国保税の電算業務委託料でございまして、不足が生じるため、見込みでございますので、お願いしたところでございます。  款2保険給付費、項1医療諸費、2目の退職被保険者等療養給付費936万9,000円、19節の負担金補助及び交付金936万9,000円、実績見込みによるものでございます。  3目の一般被保険者療養費49万8,000円、19節の負担金補助及び交付金49万8,000円、これにつきましても実績見込みでございます。  4目の退職被保険者等療養費19万円、19節の負担金補助及び交付金19万円、これにつきましても実績見込みでございます。  款2保険給付費、項2高額療養費、1目の一般被保険者高額療養費241万6,000円、19節の負担金補助及び交付金でございますけれども、これも実績見込みでございます。  款2保険給付費、項4出産育児諸費、1目の出産育児一時金60万円、19節の負担金補助及び交付金60万円、これにつきましても実績見込みでございまして、先ほどと同様2人が母子手帳の交付を受けているということからお願いするところでございます。  続きまして、14ページをお願いいたします。1目の老人保健医療費拠出金、これにつきましては財源更正でございます。  款5共同事業拠出金、項1共同事業拠出金、1目の高額医療費共同事業医療費拠出金16万5,000円、19節の負担金補助及び交付金、これにつきましても確定により不足が生じるためお願いしたところでございます。  続きまして、16ページをお願いいたします。施設勘定についてご説明申し上げます。2歳入、款1診療収入、項1外来収入、3目の老人保健診療報酬収入マイナスの145万円、1節の現年度分マイナスの145万円。これにつきましては、実績見込みによる減でございます。  款3繰入金、項1基金繰入金、1目の施設勘定基金繰入金145万円、1節の施設勘定基金繰入金でございますけれども、これは基金を取り崩しまして、診療収入の減の財源に充てるというものでございます。  続きまして、老人保健特別会計補正予算についてご説明申し上げます。18ページをお願いいたします。2歳入、款1支払基金交付金、項1支払基金交付金、1目の医療費交付金857万8,000円、1節の医療費交付金、現年度分857万8,000円、確定による増でございます。  款2国庫支出金、項1国庫負担金、1目の医療費負担金マイナスの2,124万4,000円、1節の医療費負担金、現年度分マイナスの2,124万4,000円。これにつきましても確定見込みによる減でございます。  款3県支出金、項1県負担金、1目の県負担金マイナスの196万3,000円、1節の県負担金、現年度分マイナスの196万3,000円でございますけれども、確定見込みによる減でございます。  款4繰入金、項1一般会計繰入金、1目の一般会計繰入金3,362万9,000円、1節の一般会計繰入金3,362万9,000円、これにつきましては一般会計からの繰入金でございます。  続きまして、19ページをお願いいたします。3歳出、款1医療諸費、項1医療諸費、1目の医療給付費1,848万4,000円、19節の負担金補助及び交付金1,848万4,000円、これにつきましても実績見込みによる増でございます。  2目の医療費支給費51万6,000円、19節の負担金補助及び交付金51万6,000円、これにつきましても実績見込みによる増でございます。  続きまして、住宅資金貸付事業特別会計補正予算についてご説明申し上げます。21ページをお願いいたします。2歳入、款3繰越金、項1繰越金、1目の繰越金19万8,000円、1節の繰越金19万8,000円。前年度繰越金でございますけれども、9月に補正しなかったために今回お願いをしたいというものでございます。  款4諸収入、項1貸付金元利収入、1目の住宅資金貸付金元金収入マイナスの16万6,000円、1節の現年度分マイナスの23万6,000円でございますけれども、1名が無職となったということから、分納となってしまったためにお願いするものでございます。2節の滞納繰越分7万円、これにつきましては実績見込みによるものでございます。  2目の住宅資金貸付金利子収入マイナスの3万2,000円、1節の現年度分マイナスの10万円。現年度分でございますけれども、先ほどと同様1名が分納となったためのものでございます。2節の滞納繰越分6万8,000円、滞納繰越分実績見込みによるものでございます。  3歳出、款1公債費、項1公債費、1目の元金につきましては、財源更正でございます。  2目の利子、これにつきましても財源更正でございます。  続きまして、介護保険特別会計補正予算についてご説明申し上げます。23ページをお願いいたします。2歳入、款3国庫支出金、項1国庫負担金、1目の介護給付費負担金599万8,000円。1節の現年度分599万8,000円、確定によるものでございます。  款4支払基金交付金、項1支払基金交付金、1目の介護給付費交付金530万1,000円。1節の現年度分530万1,000円でございますけれども、これにつきましても確定によるものでございます。  款5県支出金、項1県負担金、1目の介護給付費負担金142万5,000円。1節の現年度分142万5,000円、これにつきましても確定によるものでございます。  款7繰入金、項1一般会計繰入金、1目の介護給付費繰入金マイナスの1,272万4,000円。1節の現年度分1,272万4,000円の減でございますけれども、確定によるものでございます。  続きまして、24ページをお願いいたします。3歳出、款2保険給付費、項1介護サービス等諸費、これにつきましては1目からずっとすべてでございますけれども、財源更正でございます。1目の居宅介護サービス給付費、財源更正でございます。  2目の施設介護サービス給付費、これにつきましても財源更正でございます。  3目の居宅介護福祉用具購入費、これにつきましても財源更正です。  4目の居宅介護住宅改修費、財源更正でございます。  5目の居宅介護サービス計画給付費、財源更正でございます。  款2保険給付費、項2支援サービス等諸費、1目の居宅支援サービス給付費、財源更正でございます。  4目の居宅支援サービス計画給付費、これにつきましても財源更正でございます。  続きまして、25ページをお願いいたします。款2保険給付費、項3高額介護サービス費、1目の高額介護サービス費、これにつきましても財源更正でございます。  款2保険給付費、項4診査支払手数料、1目の診査支払手数料、これにつきましても財源更正でございます。  以上です。 ○中島邦宜議長 次に、第14号議案から第16号議案までについて、総務課長事務取扱者助役、説明願います。 ◎桜沢昇総務課長事務取扱者助役 それでは、①の15ページをお願いいたします。  第14号議案 美里町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例について、ご説明申し上げます。  この条例につきましては、地方公務員法及び地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の一部改正に伴いまして、改正後の地方公務員法第58条の2、人事行政の運営等の状況に関する事項の規定が追加され、平成13年4月1日より施行されることとなりました。この法改正の施行日に合わせて、地方公共団体においても条例の制定が必要となったところでございます。  それでは、第1条より要旨を申し上げます。第1条では、改正後の地方公務員法第58条の2の規定に基づき、地方公共団体における人事行政の運営等の状況を住民に公表することにより、その公正性、透明性を確保するということを趣旨とするものでございます。  第2条、第3条につきましては、改正後の地方公務員法第58条の2第1項の規定によるものであります。特に第2条におきましては、各任命権者が町長に報告する時期を毎年9月末日と定めたものでございます。3条につきましては、前条の規定により、各任命権者が町長に報告しなければならない事項を、職員の任免及び職員数に関する状況、職員の給与の状況などと定めたものでございます。  4条、5条につきましては、改正後の地方公務員法第58条の2第2項の規定によるものであります。第4条につきましては、公平委員会が町長に報告する時期を毎年9月末日と定めたものでございます。第5条では、前条の規定により公平委員会が町長に報告しなければならない事項を、勤務条件に関する処置の要求の状況及び不利益処分に関する不服申し立ての状況と定めたものでございます。  6条につきましては、町長が行う公表時期を毎年12月末日と定めたものでございます。  16ページをお願いいたします。16ページの第7条でございますけれども、前条の規定により、公表する方法を町の広報と定めたものでございます。  8条につきましては、町長の委任規定を定めたものでございます。  附則でございますけれども、改正後の地方公務員法第58条の2の規定が施行される平成17年4月1日を施行日としたものでございます。  続きまして、第15号議案でございますけれども、町長等の給与の特例に関する条例でございますけれども、17ページをお願いをいたします。趣旨につきましては、町の厳しい財政状況の中でありまして、経費節減を図るために平成17年度中に限り、町長、助役、収入役、教育長の給料の月額及び期末手当の額を100分の20減額する特例条例の制定でございます。  1条でございますけれども、町長、助役、収入役につきまして、先ほど申しましたように100分の20の減額をしたいということでございまして、期末手当の額の算出の基礎といたしましては、もとの支給額、従前の支給額としたいというものでございます。  2項では、これも期末手当の額からそれぞれ、もとの額でございますけれども、100分の20の額を減じた額で支給するというものでございます。  第2条でございますけれども、これにつきましては町長、助役、収入役と同様、教育長の給料につきましても同様の扱いをしたいというものでございます。  附則といたしましては、17年4月1日から施行し、18年の3月31日までの間ということで、1年間というものでございます。  続きまして、第16号議案 美里町職員等の旅費の特例に関する条例についてご説明申し上げます。19ページをお願いいたします。条例の趣旨といたしましては、先ほどと同様、町の厳しい財政状況の中でありまして、経費節減を図るために平成17年度中に限り、町長、助役、収入役、教育長及び職員の日当の支給をなくす特例条例の制定でございます。これにつきましては、海外、国内を問わず日当の支給をしないというものでございます。  附則といたしまして、17年4月1日から施行し、18年3月31日まで1年間施行ということでございます。また、附則の3号でございますけれども、17年4月1日から3月31日までの間に適用するのですけれども、17年の3月31日以前、例えば3月30日から4月3日までに出張したと、旅行したというような場合に、3月30日、3月31日、2日分については支給をいたしますが、4月1日以降の1日、2日、3日の3日間分につきましては、支給をしないというものでございます。  では、以上です。 ○中島邦宜議長 次に、第17号議案、第18号議案について、環境整備課長、説明願います。 ◎大塚一男環境整備課長 20ページをお願いいたします。  第17号議案 美里町下水道事業特別会計設置条例につきましてご説明申し上げます。  まず、制定の要旨でございますけれども、美里町下水道事業の着手に伴い、円滑な事業運営とその経理の適正を図るため、美里町下水道事業特別会計設置条例を制定するというものでございます。  まず、第1条でございますけれども、設置につきましてでございますが、事業の円滑な運営とその経理の適正を図るため、一般会計とは別に特別会計を設けて実施したいというものでございます。  第2条では、特定の歳入歳出について規定したものでございます。  第3条におきましては、弾力条項の適用について定めたものでございます。  附則といたしまして、平成17年4月1日から施行するというものでございます。  続きまして、21ページの第18号議案 美里町下水道事業基金条例についてご説明申し上げます。  まず、制定の要旨でございますけれども、美里町下水道事業の着手に伴い、整備に要する経費の財源に充てるため、美里町下水道事業基金条例の制定をお願いするというものでございます。  まず、第1条でございますが、設置について規定したものでございます。  第2条におきましては、積み立てでございますが、予算に定めてお願いしたいというものでございます。  第3条におきましては、その基金の管理の方法について規定したものでございます。  第4条におきましては、運用益金の処理について規定したものでございます。  第5条におきましては、繰り越し運用について規定したものでございます。  第6条におきましては、処分でございますが、第1号から第3号まで、その処分の方法について規定したものでございます。  第7条では、委任ということでございます。  附則といたしまして、この条例は平成17年4月1日から施行するというものでございます。  以上です。 ○中島邦宜議長 次に、第19号議案、第20号議案について、税務課長、説明願います。 ◎中沢秀樹税務課長 19号議案についてご説明申し上げます。  今回の改正、23ページをごらんいただきたいと思います。今回の改正部分につきましては、罫線で囲まれた部分を別表第1につけ加えるというような内容でございますが、その内容につきましては、まず名称は、町税等徴収嘱託員という名称でございます。給料は月額制でございます。給料の算定でございますが、基本報酬部分6万5,000円、それと収納報酬といたしまして、現年課税分の徴収に当たっては、徴収金額の100分の2に相当する額、滞納繰越分の徴収に当たっては、徴収金額の100分の5に相当する額ということで、月額報酬が決められる仕組みでございます。  今回のこの上程についての目的と経緯でございますが、目的につきましては、提案理由にありますが、徴収率の向上ということに尽きるわけでございますが、税につきましては、控除の縮減だとか廃止によりまして、税環境が非常に増税傾向にあるわけでございますが、三位一体の関係でまた今後の税率改正等も予想されるわけでございます。そんな中で収納環境は非常にこれからさらに厳しさを増すのではないかというようなことが懸念されます。そこで、収納対策について今後町としてどういうふうな方向が望ましいかということで、町長の意向を受けまして、関係課、税と、あと料金に関する関係課の職員をメンバーといたしましたプロジェクトチームを編成いたしまして検討を重ねまして、この嘱託員の方を委嘱できるような条例改正をして、委嘱して、収納に当たったらいいのではないかというそういう結論に達しまして、この条例案が提案となったわけでございますが、美里町の場合には幸いなことに県下でも収納率は高い方でございますけれども、税だけではなくて料金等全部を含めました収納に当たってもらうというような考え方で動いてもらうという、そんな考え方でございます。  あと、選考の時期につきましては、4月以降公募というような形になりますが、できれば税等の仕事を経験した方が選任できればということで臨んでおります。  19号につきましては以上でございます。  20号議案、次のページ、24ページでございますが、これにつきましては、不動産登記法の一部改正がございまして、それに伴う改正でございますが、従前は不動産登記法の中で登記簿を家屋と土地登記簿という形で2通りの表現をしておりましたが、それが登記簿という形で一本化の表現になりましたので、上段の改正につきましては、そのような内容でございます。  中段から以下でございますが、条項の変更でございます。不動産登記法の中で登記しなければならない条項がうたってございますが、今回の改正でその条項番号が変わったということで、中身の内容の変更はございません。  以上でございます。 ○中島邦宜議長 次に、21号議案について、町民課長、説明願います。 ◎田島省二町民課長 ご説明申し上げます。  議案書の25ページでございますが、第21号議案 美里町国民健康保険条例等の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  内容的には、二つの条例、第1条、それから第2条。第1条では、美里町国民健康保険条例、また第2条では美里町保健センター設置及び管理に関する条例でございます。ともにこれまで使っておった「成人病」という用語を国の用語に合わせまして、「生活習慣病」に改正するものでございます。  簡単ですが、以上でございます。 ○中島邦宜議長 次に、第22号議案の第2条第1項第14号について、農林商工課長、説明願います。 ◎塚本稔農林商工課長 それでは、ご説明申し上げます。  26ページをお願いいたします。美里町手数料条例の一部を改正する条例ということで、前段の第2条第1項第14号を次のように改めるということでございまして、これにつきましては、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律ということでございまして、この法律につきましては大正7年に制定されておるわけでございます。そして、字句等につきましては、漢字、また片仮名で作成してあるというふうな状況のもとに、今度は現在にマッチいたしました平仮名等で訂正されたというものでございます。また、手数料等につきましては、変更ないということでございます。  以上で説明を終わります。 ○中島邦宜議長 次に、同じく第22号議案の第2条第1項第15号、17号及び第4項について、町民課長、説明願います。 ◎田島省二町民課長 ご説明申し上げます。  美里町手数料条例の一部を改正する条例のうち、第2条第1項第15号並びに17号の関係につきましてご説明申し上げます。印鑑証明手数料と住民基本台帳の写しの交付手数料を、これまでの「150円」から「50円」に引き下げるというものでございます。  簡単ですが、以上でございます。 ○中島邦宜議長 次に、第23号議案について、農林商工課長、説明願います。 ◎塚本稔農林商工課長 ご説明申し上げます。  それでは、27ページをお願いいたします。美里町地域開発審議会設置条例の一部を改正する条例でございます。この中で第3条第1項中ということで、組織をうたっておるわけでございまして、この組織につきましては今まで「25人」編成というふうなことでありましたが、それを定数を「16人」に改めまして、その内訳といたしますと、議会議員さんが「10人」を「4人以内」、また農業委員会委員「7人」を「4人以内」に、また同項3号中の「5人」、これにつきましては関係団体の役員ということで、「5人」を「5人以内」に改めるというものでございます。  附則といたしまして、この条例は17年の4月1日から施行するというものでございますが、ただし書きといたしまして、第3条第2項第2号の規定は、平成17年10月26日から施行するということでございまして、農業委員会委員の任期が本年の10月25日までということに伴いまして、制定したものでございます。  また、2の改正後の条例第3条の規定にかかわらず、平成17年10月25日までの間、改正前の条例第3条第1項中「25人」とあるのは「19人」とするということで、先ほどご説明申し上げました農業委員さんの任期が10月までというふうなことに伴いまして、制定させていただくというものでございます。  また、提案理由にもございますように組織改正により、合理化を図りというふうなことをうたってあるわけでございますが、適正な人員配置などによって効率的な運営を図っていきたいというふうに考えておる次第でございます。  以上でございます。 ○中島邦宜議長 次に、第24号議案、第25号議案について、総務課長事務取扱者助役、説明願います。 ◎桜沢昇総務課長事務取扱者助役 それでは、ご説明申し上げます。  28ページをお願いいたします。第24号議案 埼玉県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約変更及び財産処分について、ご説明申し上げます。  17年の4月1日に、秩父市、吉田町、大滝村、荒川村が合併と、岩槻市がさいたま市に編入するということから、退職手当組合からは脱退をさせて、3月31日までに納めた掛金等の財産については、組合に帰属させるというものでございます。  別紙の規約の一部を変更する規約でございますけれども、この24号議案に基づきまして別表の1、別表の2につきまして変更したいというものでございます。  別表の1でございますけれども、市の関係が1の方にあるのですが、その中で「秩父市、所沢市」となっているのを、秩父市が脱退するために「所沢市」が一番頭にくるというものでございます。  24号議案については以上でございます。  25号議案について申し上げます。30ページをお願いいたします。第25号議案 埼玉県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更についてご説明申し上げます。  17年4月1日に合併する秩父市、吉田町、大滝村、荒川が合併いたしまして、新しく誕生する「秩父市」を加えるというものでございます。  別紙につきましては、規約の一部変更でございますけれども、先ほど「秩父市」をとったために、「所沢市」が頭にきたわけですけれども、もう一度「秩父市」を「所沢市」の前に加えたいというものでございます。  簡単ですけれども、以上です。 ○中島邦宜議長 次に、第26号議案について、環境整備課長、説明願います。 ◎大塚一男環境整備課長 32ページをお願いいたします。  第26号議案 埼玉県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約の変更及び財産処分につきましてご説明申し上げます。  組合の組織団体であります吉田町、大滝村及び荒川村が平成17年4月1日を期しまして、秩父市と合併し、3月31日をもって同組合から脱退する運びとなったところでございます。このことによりまして組合を組織する地方公共団体の数が66団体から63団体に減少いたします。地方自治法286条第1項はこの規約変更の手続について規定したものでございます。  財産処分としましては、関係します財産は、吉田町、大滝村及び荒川村の脱退にかかわらず、組合に帰属させるものでございます。同法第289条は、この財産処分の手続について規定したものでございます。  なお、この財産でございますけれども、吉田町、大滝村、及び荒川村村民の合計の会費でございますが、いわゆる掛金になります。648万1,200円でございますが、これに当たります。  続きまして、33ページをお願いいたします。別紙につきましてご説明申し上げます。埼玉県市町村交通災害共済組合の規約の一部を変更する規約につきましてご説明申し上げます。  この別表は、組合を組織します地方公共団体を掲げたものでございます。新旧対照表によりましてご説明申し上げます。  第5区の項中から「、吉田町」及び「、大滝村、荒川村」を削るものでございます。  附則といたしまして、この規約は平成17年4月1日から施行するというものでございます。  以上です。 ○中島邦宜議長 次に、第27号議案から第30号議案について、総務課長事務取扱者助役、説明願います。 ◎桜沢昇総務課長事務取扱者助役 それでは、ご説明申し上げます。  34ページをお願いいたします。第27号議案 埼玉県市町村消防災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約変更及び財産処分についてご説明申し上げます。  これにつきましては、先ほどの第24号議案と同様でございまして、17年の4月1日に秩父市、吉田町、大滝村、荒川村が合併、岩槻市がさいたま市に編入するため、組合から脱退させ、3月31日までに納めた掛金については組合に帰属させるというものでございます。  附則につきましては、先ほどと同様、別表、「、岩槻市」と「、名栗村」を削り、なおかつ「、吉田町」、「、荒川村、大滝村」を削るというものでございます。  附則といたしまして、17年の4月1日から施行したいというものでございます。  28号議案についてご説明申し上げます。36ページをお願いいたします。これも先ほどの25号議案と同様でございまして、4月1日に秩父、吉田、大滝、荒川村が合併し、新しく誕生する秩父市を加入させるというものでございます。  別紙の規約の一部を変更する規約でございますけれども、先ほど同様、吉川市の次に「、秩父市」を加えるというものでございます。  附則といたしましては、17年の4月1日から施行したいというものでございます。  続きまして、38ページ、第29号議案 彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少についてご説明申し上げます。  17年の1月1日に名栗村が飯能市に編入したことに伴いまして、広域連合を組織する地方公共団体の数が減るということから、お願いをするものでございます。  続きまして、第30号議案 彩の国さいたま人づくり広域連合の規約変更について申し上げます。39ページをお願いいたします。  今まで「浦和区高砂3丁目14番1号」の自治会館内に賃貸ということでこの人づくり広域連合の事務局があったわけでございますけれども、費用負担の削減と事務の効率化を図るということから、「北区土呂町2丁目24番1号」にあります自治人材開発センター、職員研修所と言っているのですけれども、そこに事務所を移転したいというものでございます。  それから、40ページ、別紙でございますけれども、先ほど申しました「浦和区高砂3丁目14番1号」を「北区土呂町2丁目24番1号」に改めたいというものでございます。4月1日から施行したいというものでございます。  簡単ですけれども、以上です。 ○中島邦宜議長 次に、第32号議案、第33号議案について、技監兼建設課長、説明願います。 ◎井上栄技監兼建設課長 第32号議案、それから第33号議案についてご説明申し上げます。42ページと43ページ、それから封筒の中に路線廃止図と路線認定図というものが入っておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。  それでは、第32号議案 町道路線の廃止について、第33号議案 町道路線の認定について、関連がございますので、一括して説明させていただきたいと思います。整理番号1、2ともに一度廃止をお願いしまして、改めて認定し直すというものでございます。まず、整理番号1―29号線ですが、下児玉の中山集会所の東側の道路を早稲田方向へ行きますと、やぼり川という川があるのですけれども、その北側の塚本一太郎さんというお宅へ入る道路でございまして、現況の道路と認定が整合されてなかったというために、整合させたいというものでございます。  次に、整理番号2―155号線につきましては、小茂田のフジマートのところから南へ入る道路でございますけれども、道路改良工事に伴いまして、終点が東側へ変更になるというものでございます。  簡単ですが、以上でございます。 ○中島邦宜議長 以上で議案内容の説明を終わります。  ここで暫時休憩いたします。          休憩 午後2時15分          再開 午後2時30分 ○中島邦宜議長 休憩を閉じ会議を再開いたします。 △第1号議案 平成17年度美里町一般会計予算~第8号議案 平成17年度美里町水道事業会計予算 ○中島邦宜議長 次に、日程第30、第1号議案 平成17年度美里町一般会計予算から日程第37、第8号議案平成17年度美里町水道事業会計予算まで、以上8議案を一括議題といたします。  提案者から提案理由並びに予算概要の説明を求めます。  町長。 ◎野口重信町長 第1号議案から第8号議案、以上8議案を一括して提案理由を申し上げます。  第1号議案 平成17年度美里町一般会計予算、第2号議案 平成17年度美里町国民健康保険特別会計予算、第3号議案 平成17年度美里町老人保健特別会計予算、第4号議案 平成17年度美里町住宅資金貸付事業特別会計予算、第5号議案 平成17年度美里町下水道事業特別会計予算、第6号議案 平成17年度美里町農業集落排水処理事業特別会計予算、第7号議案 平成17年度美里町介護保険特別会計予算、第8号議案 平成17年度美里町水道事業会計予算について、地方自治法第211条及び地方公営企業法第24条の規定によりまして、本案を提出するものであります。  なお、予算の概要につきましては、助役から説明をいたさせますので、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○中島邦宜議長 それでは、予算概要について、助役、説明願います。 ◎桜沢昇助役 それでは、順次ご説明申し上げます。  それでは、お手元に配付してあります当初予算説明資料に基づいてご説明申し上げます。  それでは、1ページをごらんいただきたいと思います。平成17年度美里町予算総括表、会計別予算書からご説明申し上げます。  まず、会計名、平成17年度予算額、平成16年度予算額、増減額、対前年比の順でご説明申し上げます。  まず、一般会計でございますけれども、平成17年度予算額37億4,814万2,000円、16年度予算額42億7,446万4,000円、5億2,632万2,000円の減でございまして、対前年比87.7%でございます。これにつきましては大きなものといたしましては、普通建設費の減3億1,752万5,000円でございまして、そのうち土木費の1億9,288万円が主なものでございます。そのほかに公債費の減、それが1億409万2,000円、なおかつその中で平成7年、8年度の借換債が8,700万円、さらに総務費の減で1億2,564万円が大きなものでございます。  続きまして、特別会計でございますけれども、まず、国民健康保険、事業勘定、17年度予算が9億2,484万4,000円、16年度予算額が8億6,079万7,000円、増減額6,404万7,000円、対前年比107.4%でございますけれども、これにつきましては保険給付費の増5,213万6,000円、また介護納付金の増2,053万5,000円でございます。なおかつそのほかに老人保健拠出金の減1,065万5,000円でございます。  施設勘定といたしまして、17年度予算額1,581万5,000円、16年度予算額1,727万8,000円、マイナスの146万3,000円、91.5%でございますけれども、これにつきましては、歳入につきましては診療収入の減237万9,000円が主なものでございます。差額につきましては基金からの繰り入れを行いたいというふうに考えております。  続きまして、老人保健、17年度予算額10億5,204万円、16年度予算額10億5,797万4,000円、マイナスの593万4,000円、99.4%でございますけれども、これにつきましては医療諸費の減593万1,000円が主なものでございます。その中で17年度につきましては、73歳、74歳の人が対象となっておりますけれども、最終的には75歳に引き上げられるということだそうでございます。  続きまして、住宅資金貸付事業、17年度予算が643万4,000円、16年度予算額670万6,000円、マイナスの27万2,000円でございますけれども、対前年比95.9%でございますけれども、これにつきましては償還金27万2,000円の減ということでございます。  続きまして、下水道事業、17年度が2億6,782万7,000円、16年度はゼロ、そっくり、増減額2億6,782万7,000円でございますけれども、これにつきましては新規予算のために皆増ということでございます。なおかつ15年、16年につきましては、業務委託、設計委託等終わりましたけれども、一般会計で対応してきたところでございます。  続きまして、農業集落排水処理事業、17年度予算3億9,753万6,000円、16年度予算額3億9,573万2,000円、180万4,000円、100.5%でございますけれども、これにつきましては前年と同様な組み方でございます。  続きまして、介護保険、17年度予算6億2,263万6,000円、16年度予算5億7,629万2,000円、増減額4,634万4,000円、対前年比108.0%でございますけれども、これにつきましては保険給付費の4,348万円の増が主なものでございます。  計といたしましては32億8,713万2,000円、16年度予算額29億1,477万9,000円、増減額3億7,235万3,000円、112.8%となっております。  続きまして、水道会計事業でございますけれども、17年度予算7億2,659万9,000円、16年度予算額6億4,033万円、増減額8,626万9,000円、113.5%でございますけれども、これにつきましては資本的支出の増でございまして、4条関係で工事費7,074万5,000円の増が主なものでございます。  総合計といたしまして、77億6,187万3,000円、16年度予算額78億2,957万3,000円、6,770万円の減でございまして、対前年比99.1%ということでございます。  続きまして、2ページをお願いいたします。2ページの(1)、予算構成及び前年対比表でございますけれども、まず1の歳入でございます。これにつきましては款、項、金額、構成比、対前年比の中でまたご説明を加えさせていただきます。  1町税、項1町民税6億8,937万2,000円、構成比18.4%でございますけれども、対前年比121.8%ですけれども、これにつきましては法人税割1億1,310万6,000円の増によるものでございます。  次の項2固定資産税9億8,797万1,000円、26.4%、102.1%でございますけれども、これにつきましては家屋等で2,003万8,000円の増を見込んでいるところでございます。  続きまして、款2地方譲与税、項1所得譲与税4,257万5,000円、1.1%、対前年比121.9%ですけれども、三位一体改革によりまして、16年度に4,249億円でありました税源移譲ですけれども、17年度につきましては税源移譲額が1兆1,159億円につきまして、人口を基準にいたしまして、都道府県及び市町村に譲与されるものでございます。これにつきましても18年度で終了し、その後制度が変わるようでございます。  続きまして、ずっと下になりますけれども、款10地方交付税、項1地方交付税3億3,000万円、構成比8.8%、対前年比64.7%でございますけれども、普通交付税1億8,000万円の減によるものでございます。  続きまして、款12分担金及び負担金でございますけれども、そのうちの項2負担金4,887万2,000円、1.3%の構成比でございます。対前年比96%でございますけれども、保育所児童運営費保護者負担金、これが190万2,000円の減によるものでございます。  続きまして、右側になりますけれども、款13使用料及び手数料、項2手数料でございますけれども、361万8,000円、構成比0.1%で、対前年比75.4%でございますけれども、これにつきましては手数料の減によるものでございます。  款14国庫支出金、項1国庫負担金1億4,333万4,000円でございますけれども、構成比3.8%、対前年比95.1%でございますけれども、三位一体改革によりまして、老人保護措置費545万3,000円の減によるものでございます。  項2国庫補助金2,008万5,000円、構成比0.6%でございまして、対前年比61.6%でございますけれども、下水道基本計画500万円の減、それから町道2―10号線、交通安全施設補助金の減によるものでございます。  続きまして、款15県支出金、項1県負担金6,403万1,000円、構成比1.7%、対前年比97%ですけれども、これにつきましても国庫負担金と同様でございまして、三位一体改革によりまして、老人保護措置費272万6,000円の減によるものです。  項2県補助金8,506万4,000円、構成比2.3%、対前年比87.2%でございますけれども、これにつきましては緊急雇用基金市町村事業費1,106万9,000円、これにつきましては制度が終了したということでございます。それから、消防施設費補助金293万6,000円の減でございまして、これにつきましては行政区から防火水槽の申請がないためということで、減額ということになりました。  続きまして、項3委託金1,514万9,000円、構成比0.4%、対前年比77.7%でございますけれども、これにつきましては選挙費の委託金、それから国税調査費の増等によるものでございます。  款16財産収入、項2財産売り払い収入3,038万2,000円、構成比0.8%、対前年比151万9,100%でございますけれども、町有地の売り払い収入、これにつきましては3,038万2,000円の増によるものでございます。  款18繰入金、項2基金繰入金2億8,520万3,000円、構成比7.6%、対前年比43.9%でございますけれども、これにつきましては財政調整基金等の繰入金3億6,391万円の減によるものでございまして、前年より取り崩しが少なくなったというものでございます。  続きまして、款20の諸収入のうち、項4雑入でございますけれども、1,497万8,000円、構成比0.4%、対前年比141.9%でございますけれども、これにつきましては消防団員の退職報奨金、それから美児沢用水選挙が来年予定されておりますので、委託金の増でございます。  款21町債、項1町債2億8,680万円、構成比7.7%、対前年比64.3%でございますけれども、これにつきましては借換債8,700万円と減税補てん債、臨時財政対策債等の減でございます。  続きまして、3ページをお願いをいたします。3ページの2歳出でございますけれども、款2総務費、項1の総務管理費でございますけれども、これにつきましては三役と、人数が若干減ったというようなことから、5,453万4,000円の減というふうになっております。  それから、項1でございますけれども、財産管理費の中で工事請負費、または備品購入費の減でございますけれども、防災行政無線あるいは公用車等の購入の減でございます。さらに企画費の中でございますけれども、負担金といたしまして上越新幹線あるいは深谷日赤、児玉合併協議会等の負担金の減でございます。これが5,845万2,000円ということで、大変大きなところを占めているところでございます。それから、諸費の中で合併50周年の経費でございますけれども、これはすべてなくなったということから1,300万円ほど減っております。さらに、町民号の実行委員会、昨年度は2,000万円計上したところでございますけれども、それらが1,800万円ほど減額というふうになっております。  続きまして、款2民生費でございますけれども、項1社会福祉費の中で大きなものといたしましては、増となっておりますけれども、3,195万1,000円の増が国保の特別会計繰出金の増、それから身体障害者福祉費の中で1,580万8,000円の増となっておりますけれども、負担金、扶助費の増でございます。それから、公害交通安全対策でございますけれども、これにつきまして1,375万9,000円の減というふうになっておりますけれども、人件費、これが課が分かれるということから減というふうになっております。  続きまして、款4衛生費でございまして、その中の項1保健衛生費、これにつきましては保健センター費の中で629万8,000円の増でございますけれども、人件費が増でございまして、保健師が1名ふえたということでございます。  それから、項3の上水道費でございますけれども、これにつきましては上水道費のうちのマイナスの2,000万円でございますけれども、これは上水道特別会計繰出金の減でございまして、昨年度は1億2,000万円出していたものを1億としたところでございます。  続きまして、款5農林水産業費、項1農業費でございますけれども、大きなものといたしましては、土地改良費の中で農道の工事費の減でございますけれども、マイナスの5,091万7,000円でございまして、昨年度4路線計画いたしましたけれども、17年度は2路線ということで大きく減となっております。それから、農業集落排水特別会計への繰出金でございますけれども、これにつきましても大きな減というふうになっております。3,000万円の減というふうになっております。  続きまして、款6商工費、うち項1の商工費でございますけれども、これにつきましても商工振興費の中で補助金ですが、街路灯の設置補助、これが397万5,000円の減ということでございます。それから、商工観光費の中で観光協会への補助が400万円の減というふうになっております。それから、先ほども申しました労働対策費の中で緊急雇用対策事業が終了によりまして、100万8,000円の減というふうになっております。右側になりますけれども、款7の土木費、そのうちの項1道路橋梁費の中ですが、道路橋梁総務費、これにつきましても人件費の減になりまして、786万6,000円ほど減になっております。それから、道路新設改良費の中で普通建設費の減でございますけれども、これにつきましては1億8,188万円、これにつきましては用地、物件、工事費等の減でございます。さらに、都市計画費でございますけれども、その中で都市計画総務費の中で公共下水道関係が特別会計へ移行いたしました関係で1億1,230万円の減。それから、下水道費といたしまして下水道特別会計の繰出金によります5,092万5,000円の増というふうになっております。  続きまして、款8の消防費、項1の消防費の中でございますけれども、消防施設費の中で防火水槽の工事費、先ほど申しました2基昨年は実施しましたけれども、ゼロ基ということで1,058万4,000円の減というものが大きなものでございます。  続きまして、款9教育費、項1の中の事務局費の中では非常勤講師の賃金の減。これにつきましては1,001万円でございますけれども、緊急雇用対策事業が終わったということから減ということになりました。  それから、項5保健体育費の中で彩の国まごころ国体が昨年ありましたけれども、17年度はないということから560万円の減。それから備品購入費ということで、学校給食費の中から備品購入費の減でございまして、食器消毒保管庫の減でございます。  それから、続きまして、款11公債費、項1公債費でございますけれども、先ほど申しました平成7年、8年度の減税補てん債元金償還による減が8,700万円、それから償還満了による元金利子の減が1,709万2,000円が主なものでございます。  続きまして、4ページ、5ページにつきましては省略をさせていただきます。  6ページ、お願いいたします。平成17年度美里町予算概要でございますけれども、まず、議会の関係から申し上げますと、会議録でございますけれども、会議録の電子化等で今まで紙で出していたものを、CD―ROMにかえていきたいということから、このような294万円の予算をお願いしたところでございます。  それから、総務費でございますけれども、臨時職員の賃金につきましては、前年同様に実施していくということから175万2,000円の予算をお願いしたところでございます。  続きまして、防災施設整備でございますけれども、防災行政無線の戸別受信機アンテナ設置工事につきまして10基を計画いたしまして、17万6,000円をお願いしたところでございます。さらに防災行政無線子局の撤去工事4基を計画いたしまして208万6,000円をお願いしたところでございます。さらに、新しく実施します埼玉県防災行政無線周波数移行整備事業費補助金210万8,000円でございます。これにつきましては新規でございます。さらに、町のマイクロバス運行委託、これにつきましては町のマイクロバス運転手が1人定年ということになりますので、運行委託をしていきたいということから、377万6,000円をお願いしたところでございます。  さらに、選挙の関係でございますけれども、美児沢用水土地改良区の総代選挙、これにつきましても46万4,000円、18年の2月5日が任期満了ということになっております。その下の農業委員会委員選挙でございますけれども、これも新たなものでございますが、これにつきまして17年の10月25日が任期満了ということでお願いをしたところでございます。  それから、その下でございますけれども、県の操法大会関係経費一式193万4,000円でございますけれども、18年の8月に操法大会があるわけでございますけれども、それの練習等、あるいは準備等でお願いをしたところでございます。  その下の災害時消耗品費、備蓄食料でございますけれども、19万5,000円。これにつきましては飲料水用ビニール袋、それから非常食等でお願いをしたところでございます。  その下の防災マップ作成でございますけれども、失礼しました。これは「災害マップ」作成というふうになっておりますけれども、「防災マップ」に訂正をお願いをいたします。20万円をお願いしたところでございますけれども、5,000枚を印刷をしたいということでございます。  その下になりますけれども、避難所標識設置工事、これにつきましては5カ所というふうになっておりますけれども、これにつきまして、これは小中学校、遺跡の森等で5カ所というふうに載せてありますけれども、そのほか民間の企業の体育館とか食堂とかをお借りできれば、その辺にもつけていきたいということでございますけれども、106万6,000円の予算をお願いしたところでございます。  続きまして、7ページをお願いいたします。企画財政課関係でございますけれども、上から2行目になりますけれども、総合振興計画書作成でございますけれども、16年度にワークショップ等開催をしてまいりました。その関係から来年度は本編を500部、概要版5,000部を作成したいということから、624万7,000円をお願いしたところでございます。  それから、情報通信技術費4,522万2,000円でございますけれども、これにつきましては17年度から企画財政課の方にいろんな情報関係につきましては、一括してやるということから4,522万2,000円をお願いしたところでございますけれども、昨年度につきましては2,403万9,000円でございました。  続きまして、国税調査費等でございまして、493万5,000円でございますけれども、これにつきましては17年の10月1日が基準日ということになります。その下の児玉郡市広域市町村圏組合負担金4億4,531万7,000円でございます。これにつきましては本庄、児玉の合併、神川、神泉の合併等によりまして、今後若干またふえるのかなというような見方もされているところでございます。  続きまして、人権政策でございますけれども、住宅貸付事業特別会計繰出金246万6,000円でございますけれども、昨年と同様でございます。  続きまして、税務の関係でございますけれども、3行目になりますが、町税等徴収嘱託員報酬108万円でございます。これにつきましては町税あるいは国保、介護、水道料等の徴収もお願いをしたところでございます。  続きまして、8ページをお願いいたします。町民課の関係でございますけれども、繰出金の中から国民健康保険事業勘定への繰出金1億4,589万3,000円でございますけれども、これにつきましても昨年度より約3,000万円ぐらいの増というふうになっております。  その下ですけれども、老人保健特別会計繰出金7,547万5,000円でございますけれども、これも約600万円ぐらいの増というふうになっております。  続きまして、福祉関係でございますけれども、3行目の障害者計画策定委託300万円でございますけれども、平成10年度に策定をいたしまして、今回策定しますのは18年、19年、20年、3カ年分の計画策定をするところでございます。  続きまして、9ページをお願いいたします。9ページにつきましては、一番下の方の繰出金になりますけれども、介護保険特別会計繰出金でございますけれども、9,167万9,000円。これにつきましては約1,500万円ぐらいの増というふうになっております。  続きまして、10ページ、お願いいたします。環境整備の関係でございますけれども、やっぱりこれも繰出金でございますが、水道事業特別会計繰出金、これが2,000万円の減でございます。  続きまして、農林商工の関係でございますけれども、景観形成事業の中で美しい花の里づくり事業補助690万円でございますけれども、これにつきましては昨年と同様にお願いしたところでございます。  その下の農道整備1路線の測量と工事費でございまして、1,272万円でございますけれども、猪俣地内の農道の舗装を行いたいということでございます。  それから、その下の農道整備でございますけれども、1路線で測量工事費でございますが、416万4,000円。これにつきましても下児玉地内の一部残ったところの改良工事を行いたいというものでございます。  続きまして、11ページをお願いいたします。農村環境整備事業、小茂田地内でございますけれども、榛沢川の整備の用地代130万5,000円でございますけれども、榛沢川を改修している中でポケットパークをつくりたいというようなことから、用地代を考えたところでございます。  その下の方になりますけれども、4行目になりますけれども、農業集落排水事業繰出金1億円、これにつきましては3,000万円の減でございます。  続きまして、建設の方に移らせていただきます。町道の整備でございますけれども、改良につきましては5路線、歩道1路線ということに考えておるところでございます。1億9,920万円のお願いをしたところでございます。そのほかに測量等で3路線、歩道の測量で1路線ということでございます。  一番下になりますけれども、新規でございまして、下水道事業繰出金5,092万5,000円でございますけれども、美里町北部地域の190ヘクタールの下水道整備を計画しているところでございますけれども、それへの繰出金でございます。  続きまして、12ページをお願いいたします。学校教育の関係でございますけれども、ちょうど真ん中辺になるかと思いますけれども、小中学校施設整備の関係で体育館の耐震補強工事設計委託料476万7,000円でございますけれども、東児玉小学校の耐震補強工事の設計委託でございまして、昭和50年3月に竣工した体育館でございます。そこの笠木設置工事、その下になりますけれども、その下の笠木の設置工事126万円をお願いしたところでございます。  雑駁ですけれども、これで説明を終わらせていただきます。  続きまして、特別会計の方に入らせていただきます。13ページになりますけれども、平成17年度美里町国民健康保険特別会計予算概要でございまして、事業勘定につきましては、平成17年度予算総額9億2,484万4,000円、前年度比約7.4%、6,404万7,000円の増でございます。歳入につきましては、主な歳入の総額に占める割合は、国民健康保険税2億5,980万3,000円、約28.1%、国庫支出金3億2,711万7,000円、約35.4%、療養給付費等交付金9,849万円、約10.6%、県支出金4,152万2,000円、約4.5%、共同事業交付金946万3,000円、約1%、繰入金1億4,589万5,000円、約15.8%、繰越金は4,000万1,000円、約4.3%でございます。前年度と比較いたしますと、国民健康保険税額約1%、254万1,000円の増、国庫支出金約6.9%、2,416万1,000円の減、療養給付費等交付金、約53.5%、3,433万円の増、県支出金約463.9%、3,415万9,000円の増、共同事業交付金、約14.3%、157万4,000円の減、繰入金、約14.8%、1,875万4,000円の増。なお、繰越金4,000万1,000円が見込まれる状態でございます。  歳出につきましては、主な歳出の総額に占める割合は、総務費3,249万5,000円、約3.5%、保険給付費5億8,724万円、約63.5%、老人保健拠出金1億8,665万1,000円、約20.2%、介護納付金7,477万9,000円、約8.1%、共同事業交付金2,292万8,000円、約2.5%でございます。  なお、前年度比較では、総務費は前年度とほぼ同様でございまして、保険給付費約9.7%、5,213万6,000円の増、老人保健拠出金約5.4%、1,065万5,000円の減、介護納付金約37.9%、2,053万円の増、共同事業交付金は前年度とほぼ同様となっております。  続きまして、14ページをお願いいたします。施設勘定でございますけれども、平成17年度予算総額1,581万5,000円、前年度比約8.5%、146万3,000円の減でございます。歳入について比較いたしますと、診療収入約23%、237万9,000円の減、繰入金141万円の増、繰越金50万円の減でございます。歳出につきましては、総務費約3.3%、40万7,000円の減、医療費約14.7%、56万2,000円の減でございます。  続きまして、15ページをお願いいたします。17年度美里町老人保健特別会計予算概要でございますけれども、平成17年度予算総額10億5,204万円、前年度比約0.6%、593万4,000円の減でございます。歳入について比較いたしますと、支払基金交付金、約7.1%、4,511万8,000円の減、国庫支出金、約9.5%、2,612万2,000円の増、県支出金、約9.5%、653万1,000円の増で、医療費見込額に対する交付金、国庫支出金、県支出金、市町村負担金の法定基準によるものでございまして、今年度についての公費割合は42%及び46%であります。最終の平成18年10月には公費割合が50%になる予定でございます。歳出につきましては、医療諸費の約1.6%、593万1,000円の減、諸支出金、予備費は前年度とほぼ同様でございます。  続きまして、16ページをお願いいたします。平成17年度美里町住宅資金貸付事業特別会計予算概要でございます。平成17年度予算総額643万4,000円、前年度に比較いたしまして27万2,000円の減でございます。歳入につきましては、貸付事業を賄う財源といたしまして、基金利子による財源収入1,000円、繰入金246万7,000円、繰越金1万円、既に貸し付けを行った人からの返還金395万6,000円でございます。歳出につきましては、地方債に係る元利償還金642万2,000円並びに基金積立金1,000円、繰出金1,000円、予備費1万円を計上いたしました。  続きまして、17ページをお願いいたします。平成17年度美里町下水道事業特別会計予算概要でございますけれども、下水道事業特別会計は、美里町北部地域のし尿や生活雑排水等の汚水を処理し、快適な生活環境の整備と地域環境の保全を図るためのものでございます。平成17年度予算総額2億6,782万7,000円でございます。歳入につきましては、事業を賄う財源といたしまして、国庫支出金6,500万円、財産収入1,000円、諸収入1,000円、他会計繰入金5,092万5,000円を見込み、1億5,190万円の町債を起こす予定でございます。歳出につきましては、測地設計13ヘクタールを計画しております。管路工事につきましては4ヘクタールを計画いたしております。管理費8,070万8,000円、整備費1億8,611万7,000円、公債費等100万2,000円を確保し、この事業の推進を図ってまいりたいというものでございます。  なお、この下水道の関係でございますけれども、利根川右岸流域下水道につきましては、平成15年8月に新規事業といたしまして採択を受けたところでございます。先ほど申しました全体事業計画面積は190ヘクタールでございまして、計画人口は4,500人、概算事業費47億6,000万円でございます。第1期の事業といたしまして、面積は97ヘクタールの事業計画を策定を行いまして、公衆衛生の向上及び公共用水域の水質保全を図り、もって健全な都市の発展に資するというものでございます。 ○中島邦宜議長 ここで暫時休憩いたします。3時30分から再開いたします。          休憩 午後3時18分          再開 午後3時30分 ○中島邦宜議長 休憩を閉じ会議を再開いたします。  引き続き、助役、説明願います。 ◎桜沢昇助役 ご説明申し上げます。  それでは、18ページをお願いいたします。平成17年度美里町農業集落排水処理事業特別会計予算概要でございます。農業集落排水処理事業特別会計は、し尿や生活雑排水等の汚水を処理し、快適な生活環境の整備と地域環境の保全を図るためのものでございます。平成17年度予算総額3億9,753万6,000円、前年度比約0.5%、180万4,000円の増設でございます。  歳入につきましては、事業を賄う財源といたしまして、受益者分担金1,725万5,000円、施設使用料3,246万7,000円、県補助金5,800万円、他会計繰入金1億円、基金繰入金1億2,079万円を見込み、6,500万円の町債を起こす予定でございます。歳出につきましては、南部中央処理区の管路工事等でございますけれども、延長2,190メーターを予定をしております。総務管理費2,956万円、整備費1億9,700万円、これにつきましては実施、あるいは出来高設計、水道補償料、工事費等でございます。公債費1億2,310万9,000円を確保し、この事業の推進を図ります。また、十条、小栗、広木、沼上、円良田、駒衣処理区施設の維持管理をするために、施設管理費といたしまして4,584万4,000円を確保いたしました。  続きまして、19ページをお願いをいたします。平成17年度美里町介護保険特別会計予算概要でございますけれども、平成17年度予算総額6億2,263万6,000円、前年度比約8%、4,634万4,000円の増でございます。歳入につきましては、主な歳入の総額に占める割合は、介護保険料7,596万2,000円、約12.2%、国庫支出金1億6,917万3,000円、約27.2%、支払基金交付金2億479万5,000円、約32.9%、県支出金7,999万8,000円、約12.8%、繰入金9,168万9,000円、約14.7%でございます。前年度と比較いたしますと、介護保険料約2.5%、186万6,000円の増、国庫支出金約8.8%、1,373万3,000円の増、支払基金交付金約10%、1,862万4,000円の増、県支出金約10.1%、734万6,000円の増、繰入金約5.5%、477万7,000円の増が見込まれる状態であります。  歳出についてでございますけれども、主な歳出の総額に占める割合は、総務費1,106万6,000円、約1.8%、保険給付費6億1,000万円、約98%、財政安定化基金拠出金51万7,000円、約0.1%でございます。なお、前年度比較では総務費約35%、286万8,000円の増、保険給付費約7.7%、4,348万円の増となっております。  続きまして、20ページをお願いいたします。平成17年度美里町水道事業会計予算概要でございます。平成17年度の水道事業会計予算は、配水管等の配水施設整備が主になっております。まず、1の収益的収入及び支出でございます。収入でございますけれども、営業収益と営業外収益及び特別収益から成っておりまして、営業収益は2億1,204万5,000円でございます。前年比約2.3%の増となっております。営業外収益は9,398万円で、前年度比約17.6%の減でございます。他会計補助金と加入金が主なものになっております。支出でございますけれども、営業費用、営業外費用、特別損失、予備費から成っておりまして、営業費用は、動力費を初め施設の維持管理のための費用、受託工事、人件費、受託料、減価償却費等で3億1,598万2,000円です。前年比約7.2%の減となっております。営業外費用につきましては、企業債の支払利息が主で5,479万円でございます。前年比約6.9%の減となっております。  次に、資本的収入及び支出でございますけれども、まず、収入でございます。他会計補助金と負担金及び国庫支出金から成っておりまして、他会計補助金は1,000万円で、前年度と同額であります。負担金は7,732万円で、農業集落排水処理事業等に伴う配水管布設がえ工事の概算額を計上いたしました。国庫支出金につきましては2,240万円で、広域化促進地域上水道施設整備の補助金でございます。支出に対する不足額は2億4,550万7,000円でございまして、損益勘定留保資金等を充当する予定でございます。  次に、支出でございますけれども、建設改良費と企業債償還金から成っておりまして、建設改良費につきましては2億5,789万5,000円で、前年比約36.1%の増でございます。これにつきましては農業集落排水処理事業に伴う配水管布設がえ工事の増加が要因でございます。企業債償還金につきましては9,733万2,000円で、前年比約0.6%の増でございます。  簡単ですけれども、以上です。 △延会について ○中島邦宜議長 本日の会議は、この程度にとどめ、延会としたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中島邦宜議長 ご異議なしと認めます。よって延会することに決定しました。 △延会の宣告 ○中島邦宜議長 本日はこれにて延会いたします。  ご苦労さまでした。                                       (午後3時37分)...